例文・使い方一覧でみる「汚行」の意味
スポンサーリンク...公務員の貪汚行為が問題視されている... 
...貪汚行為は社会の信頼を失う原因となる...
...おとよさんの行為は女子に最も卑しむべき多情の汚行（おこう）といわれても立派な弁解は無論できない...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...その後の私の汚行に就いては...
太宰治 「善蔵を思う」
...どうか、貴下は、御自身の容貌の醜さや、過去の汚行や、または文章の悪さ等に絶望なさらず、貴下独特の哀愁感を大事になさって、同時に健康に留意し、哲学や語学をいま少し勉強なさって、もっと思想を深めて下さい...
太宰治 「恥」
...」俺はしたこともない汚行を自慢して話した（なぜなんだらう？）...
ボードレール 富永太郎訳 「午前一時に」
...フランソアーズは打擲（ちょうちゃく）や汚行のなかに育っていった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...堪え忍ばなければならない新しい汚行ことに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あらゆる犠牲を覚悟しあらゆる汚行をしりぞける勇敢な魂の小団を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...汚行より汚行へ移りゆきしあの上院の前から...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...窮乏と汚行との必然の侵入に対して...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...汚行と貧困とから来る恐ろしい早老のさまと戦っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼れにはこうした汚行ありと論（あげ）つらうを聞いて...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...拙劣（せつれつ）汚行（おこう）を学び...
箕作秋坪 「教育談」
...文化元年十三歳の時の兄友春（いうしゆん）に汚行があつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「自分は始め父が厳しくてけちであることからこの汚行に堕したのであるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...青山のは赤十字社があるだけに博愛式の汚行専門らしく...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...又は道徳上の汚行は...
夢野久作 「鼻の表現」
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