...長い汚ない頭髮、垢と塵埃に縞目もわからぬ木綿の古袷、血色の惡い痩せた顏、これらは無論其「悄然」の條件の一項一項には相違ないが、たゞ之れ丈けならば、必ずしも世に類(たぐひ)のないでもない、實際自分も少からず遭遇した事もある...
石川啄木 「雲は天才である」
...二人の汚ない少年が塔のうしろへ駈込んで来た...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...さもさも汚ないと云うように私の手を払い退けて御自分で手袋をはめて上げ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...街道の片側には汚ない溝(みぞ)があって...
田山花袋 「田舎教師」
...うどんひもかわと障子に書いた汚ない飲食店の角(かど)を裏通りにはいって...
田山花袋 「田舎教師」
...ぱっと汚ない煙をあげる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...蓑虫(みのむし)のような汚ない身なりをした少年がひとり...
野村胡堂 「九つの鍵」
...三人とも寒げに去る)〔大詰〕第一場 同じ宿の安泊り奥に位置する汚ない座敷...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...箸立(はした)ての汚ない箸のたばを見ると...
林芙美子 「新版 放浪記」
...こんな汚ない仕事(しこと)して...
火野葦平 「糞尿譚」
...うす汚ない雑貨店みたいのが...
堀辰雄 「雉子日記」
...舌が長過て涎(よだれ)のたれさうな薄汚ないぢいさんの顏を思ひ出して胸が惡くなつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...」と久保田君はその癖で――隨分小汚ない癖だが――長く延ばした髮の毛を撫であげ撫であげ...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...あなたといふ人はまるで溝みたいに汚ない處につながつてゐるのね...
室生犀星 「末野女」
...汚ないつらしてやがるといふ言葉を叩きつけて行く...
室生犀星 「めたん子傳」
...よく見れば見るほどに小さく消えてゆくもののように小汚ない小男だった...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...私は汚ない二階に寝ころんだまま...
夢野久作 「鉄鎚」
...朽葉色(くちばいろ)の汚ない法衣(ころも)は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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