...お前のやうに蕩兒の興味に生きてゐながら「神を求める者」も凄じい...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...他人に同情を求める事は僕の性癖として極端に嫌ひな事であるが...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...求めずにはいられないディレンマに陥ってしまったのだ...
有島武郎 「或る女」
...自覚とは普遍智の要求を意味する...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...ある時伝手(つて)を求めて前田侯の邸(やしき)へ観(み)せて貰ひに出掛けた...
薄田泣菫 「茶話」
...探し求めるのであつた...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...此夜三神偶然にも、フライドマルの許に、宿を求めしが、その河獺の皮を、携え居たるによりて、直ちに其日の罪悪を看破せられ、フライドマルと其子ファフニール、レギン二人三神に向って、オツールを殺せしその罪悪の贖科として、かの河獺の皮の内に黄金を填め、更にその外に黄金を着せ、之を三人に渡す可しと要求しぬ...
高木敏雄 「比較神話学」
...絶えず明るさを求めて行き...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...要求する方が無理であろうと思って...
寺田寅彦 「家庭の人へ」
...サン・サーンスやブラームスに立ちもどるのである――慰安を求めて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...尚しも救ひを求めてやまないかうしたいぢらしい悲壯な心根をかんずるとき...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...何一つ要求出来るものでもないのだ...
林芙美子 「浮雲」
...私はたゞ自分に合つたもの――西印度(インド)移住民(クレオール)の正反對を求めてゐたのです...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...当時の美術学校の生徒の如きは余らの要求を充たす能はず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...秦求趙璧亦斯情」と云ふを以て知られる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蜀呉両国の修交を求めに来ました」「それならば...
吉川英治 「三国志」
...わたしに何も請求したわけではない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...丁度この頃には叡山の衆徒が京都の治安を司る松永久秀に対して三カ条の要求を提出していたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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