...小さい時友人と競爭で薯汁飯(とろゝめし)を食つた時にもあつたことであつた...
石川啄木 「第十八號室より」
...女中(おんな)が味噌汁(おみおつけ)を装(も)って来る間に...
泉鏡花 「婦系図」
...がぶがぶ大コップの果汁を飲んで...
太宰治 「愛と美について」
...時とすると灰汁(あく)のような色をして飛んでいる空の雲が鳥の翅(つばさ)のように映り...
田中貢太郎 「春心」
...行乞所得は――白米 七合銭 六銭間引菜のお汁はおいしかつた...
種田山頭火 「其中日記」
...その脳が黒い胆汁からの頑固な蒸気でかき乱されていて...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...が金(かね)は其きり涕汁(はな)も引かけない...
徳田秋聲 「絶望」
...此夜主人の令嬢十八年の誕生日なりとて手づくりの田舎汁粉を馳走せらる...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...汁とダシの洪水(おおみず)...
中里介山 「大菩薩峠」
...フン捉(づか)まえると狸汁が出来るだろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一人が草臥れたので汁粉屋へ行かうと提議した...
原民喜 「舌」
...直(す)ぐに甘い汁が舌を浸した...
水上滝太郎 「果樹」
...汁が冷えっちまうてば...
三好十郎 「樹氷」
...昆布の極く濃い煎汁(だし)を七分...
村井弦斎 「食道楽」
...炊きたての熱い御飯へ刻み葱焼海苔紅生姜(べにしょうが)その外何でも沢山の薬味を載せて今の鮪を汁ともにかけて出します...
村井弦斎 「食道楽」
...またしたじ(汁)にはしたじとしての栄養価があり...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...この割菜と鯨(くじら)の皮とを入れた味噌汁を...
柳田國男 「食料名彙」
...どろっとした汁が掛けてある...
山本周五郎 「山彦乙女」
便利!手書き漢字入力検索
