...「川の水音が聞こえる」...
...「夜中、滝の水音が耳に心地よい」...
...「水音を聴いていると癒される」...
...「雨の日は窓から水音が聞こえる」...
...「水音をBGMにして勉強すると集中できる」...
...ごうごうという水音が聞こえてきます...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...闇をくぐる水音の声なきが如く...
大手拓次 「「香水の表情」に就いて」
...お弓はひとたまりもなく川へ落ちて水音をたてた...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...・つく/\ぼうしつく/\ぼうしと鳴いて去る・咲いてこぼれて萩である・秋ふかう水音がきこえてくる農学校即事鵞鳥よ首のべて何を考へてる九月廿四日晴れて独りだ...
種田山頭火 「其中日記」
...――それで万事OKだ!水音がどこかにある...
種田山頭火 「其中日記」
...・藪かげ藪蘭の咲いて春風・空へ積みあげる曇り・雨が風となり風のながるゝを・水音ちかくとほく晴れてくる木の芽・みんな咲いてゐる葱もたんぽぽも・なんでもかんでも拾うてあるく蛙なく(鮮人屑ひろひ)・もう葉ざくらとなり機関車のけむり・うどん一杯...
種田山頭火 「其中日記」
...つんばくろとびちがふ・若葉ふかく山のむかうから流れくる・老いては旅は寝ざめがて(マヽ)なる水音ぞ四月三十日晴...
種田山頭火 「旅日記」
...今まで眠れるもののように静かであった大川の水音が...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼の聯想(れんそう)はすぐこの水音以上に何倍か彼を苦しめた清子の方へ推(お)し移った...
夏目漱石 「明暗」
...川の向う岸の水音を聞いただけで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...かすかな水音...
久生十蘭 「肌色の月」
...さわ/\と水音立つるは何ならむと...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...さっきの水音は誰かが川へとびこんだのであろう...
山本周五郎 「青べか物語」
...淙々(そうそう)たる水音を知ると...
吉川英治 「大岡越前」
...ただもう一心に……」千早川の水音が...
吉川英治 「私本太平記」
...そして千早川の水音だけが...
吉川英治 「私本太平記」
...水瓶(みずがめ)のそばで水音がしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...大きな水音がしたので...
吉川英治 「宮本武蔵」
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