...先週の腹痛がまだ続いて、最近体がすぐれないという水調子だ...
...練習前はいい調子だったが、本番で水調子になってしまった...
...普段は歌が上手なのに、今日は水調子で失敗した...
...最近、仕事が忙しくて睡眠不足が続いて、水調子が続いている...
...食べ過ぎてお腹の調子が悪くて、水調子だ...
...わたしはその時新曲の執筆に際して竹婦人(ちくふじん)が玉菊(たまぎく)追善(ついぜん)水調子(みずぢょうし)「ちぎれちぎれの雲見れば」あるいはまた蘭洲(らんしゅう)追善浮瀬(うかぶせ)の「傘持つほどはなけれども三ツ四ツ濡(ぬ)るる」というような凄艶(せいえん)なる章句に富んだものを書きたいと冀(こいねが)った...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...閉切った障子の中には更に人の気勢(けはい)もないらしいのに唯だ朗かに河東節(かとうぶし)「水調子(みずちょうし)」の一曲が奏(かなで)られている...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...三味線の水調子が聞えたので...
吉川英治 「脚」
...三味線の水調子も...
吉川英治 「大岡越前」
...三味(さみ)の水調子が...
吉川英治 「大岡越前」
...水調子夜船話(みずぢょうしよぶねばなし)寺町裏『なに? 武林唯七が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...こッそりと爪で気まぐれな水調子(みずちょうし)を洩(も)らしている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...水調子の三味の音が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...水調子(みずちょうし)九刻(ここのつ)――といえばもう夜半...
吉川英治 「春の雁」
...いい気持であの水調子(みずちょうし)を聞き惚(ほ)れていたのさ...
吉川英治 「春の雁」
便利!手書き漢字入力検索