...お茶会に水菓子を出すのは当たり前のことだ...
...私の作った水菓子はみんなに好評でした...
...今日のおやつは水菓子にしましょうか...
...お土産に地元の水菓子を買ってきたよ...
...水菓子に合うお茶を選んでくれると嬉しいな...
...明(あかる)い水菓子屋の角を曲って...
泉鏡花 「婦系図」
...あまり水菓子を食べないから...
種田山頭火 「行乞記」
...「……上さんを離縁しろなんて言っていましたよ」風の吹通しな水辺の一品料理屋でアイスクリームや水菓子を食べながら...
徳田秋声 「あらくれ」
...葉子は水菓子を女中に吩咐(いいつ)けるにも...
徳田秋声 「仮装人物」
...交(かわ)りばんこに罐詰の水菓子や...
徳田秋声 「縮図」
...卓子(テーブル)の上に美しい水菓子を並べたりした...
豊島与志雄 「恩人」
...巷(ちまた)に秋立ちそめて水菓子屋の店先に葡萄(ぶどう)の総(ふさ)凉しき火影(ほかげ)に照さるるを見る時...
永井荷風 「葡萄棚」
...角に酒屋と水菓子屋のある道に曲った...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...事によると癒るかも知れないが……」下女が誂(あつら)えた水菓子を鉢(はち)に盛って...
夏目漱石 「行人」
...往来を見ないで水菓子を見ている...
夏目漱石 「夢十夜」
...女といっしょに水菓子屋を出た...
夏目漱石 「夢十夜」
...そうかと思えば、島原の芝居は炎暑で不入り、元金七千円金が、昨日の上(あが)り高(だか)では千五百円の大損、それに引きかえて、同所の、火除(ひよ)け地へ、毎夜出る麦湯(むぎゆ)の店は百五十軒に過ぎ、氷水売は七十軒、その他の水菓子、甘酒、諸商人の出ること、晴夜(せいや)には、半宵(はんしょう)の物成高(うりあげだか)五百円位、きわめて景気よしともある...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...私水菓子ね……」「あら私かもなんよ……」まるで野生の集りだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...「たあさん、私水菓子ね...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...水菓子やの喜いさん...
樋口一葉 「たけくらべ」
...あの水菓子屋で桃を買ふ子がござんしよ...
樋口一葉 「にごりえ」
...橋の袂(たもと)に水菓子屋があって林檎(りんご)を横に長く並べてあった...
正岡子規 「車上の春光」
...ハムや水菓子を広げて会は始まる...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
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