...今年の6月は水無月ですね...
...水無月の季節には紫陽花が美しいです...
...水無月のイベントに参加しましょう...
...水無月の地震で家が壊れた...
...水無月は日本の伝統的な和名です...
...去年の水無月(みなつき)五条あたりを通り候に...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...水無月(みなづき)くらき夜半(よは)の窓に凭(よ)り...
石川啄木 「詩」
...ちかきころ水無月中旬...
泉鏡花 「紫陽花」
...今歳(ことし)水無月(みなづき)のなどかくは美しき...
伊東静雄 「詩集夏花」
...わが水無月(みなづき)のなどかくはうつくしき...
伊東静雄 「詩集夏花」
...テオドル・ストルム水無月子守歌風に浮びて...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...夏なかの青水無月のかげに見しその日の夢はまづ覺めて...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...青水無月の小林に...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...また水無月(みなづき)の祇園會(ぎおんゑ)や...
薄田淳介 「白羊宮」
...水無月(みなづき)の祭(まつり)のひと日(ひ)...
薄田淳介 「白羊宮」
...げに水無月(みなづき)の日(ひ)ならまし...
薄田淳介 「白羊宮」
...青水無月(あをみなづき)の小林(をばやし)に...
薄田淳介 「白羊宮」
...御手(みて)よ淺間野(あさまの)の『水無月(みなづき)』姫(ひめ)の鈴(すず)まうし...
薄田淳介 「白羊宮」
...窓外の風塵(ふうじん)春の行かんとす四月二十六日 水無月会...
高浜虚子 「六百句」
...水無月の熱き日中の大寺の家根より落ちぬ土のかたまり天成の詩人も若い頃即ち修養時代には色々他の影響を受ける...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...富士の嶺はをみなも登り水無月の氷のなかに尿垂るとふ與謝野寛氏の歌だ...
水上瀧太郎 「山を想ふ」
...久し振りの水無月(みなづき)十三日の月輪を空に見たが...
吉川英治 「新書太閤記」
...沼のへりにおほよそ葦の生ふるごと此処に茂れり石楠木の木は沼のへりの石楠木咲かむ水無月にまた見に来むぞ此処の沼見にまた来むと思ひつゝさびしいそがしきくらしのなかをいつ出でゝ来む天地(あめつち)のいみじきながめに逢ふ時しわが持ついのちかなしかりけり日あたりに居りていこへど山の上の凍(し)みいちじるし今はゆきなむ昂奮の後のわびしい心になりながら沼のへりに沿うた小径の落葉を踏んで歩き出すと...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索