例文・使い方一覧でみる「水島」の意味

...平氏を水島に討たしめたり... 平氏を水島に討たしめたりの読み方
芥川龍之介「木曾義仲論（東京府立第三中学校学友会誌）」

...水島の敗辱を雪ぐに遑あらずして... 水島の敗辱を雪ぐに遑あらずしての読み方
芥川龍之介「木曾義仲論（東京府立第三中学校学友会誌）」

...多くの場合水島灘の浪は女のように静かだった... 多くの場合水島灘の浪は女のように静かだったの読み方
薄田泣菫「艸木虫魚」

...「なるほどあの男が水島さんを教えた事がございますので――なるほど...
夏目漱石「吾輩は猫である」

...それから実は水島の事も苦沙弥が一番詳（くわ）しいのだがせんだって妻（さい）が行った時は今の始末で碌々（ろくろく）聞く事も出来なかった訳だから... それから実は水島の事も苦沙弥が一番詳しいのだがせんだって妻が行った時は今の始末で碌々聞く事も出来なかった訳だからの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...水島――ええ水島ええちょっと思い出せない... 水島――ええ水島ええちょっと思い出せないの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...あの某なるものの息女などを天下の秀才水島寒月の令夫人と崇（あが）め奉るのは... あの某なるものの息女などを天下の秀才水島寒月の令夫人と崇め奉るのはの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...血みどろの海鼠綿と云つた水島の詞は... 血みどろの海鼠綿と云つた水島の詞はの読み方
南部修太郎「疑惑」

...水島は靜かにお前に近づいて瞳孔を調べた... 水島は靜かにお前に近づいて瞳孔を調べたの読み方
南部修太郎「疑惑」

...水島はまた云つた... 水島はまた云つたの読み方
南部修太郎「疑惑」

...水島君は何故かにやりと笑つた... 水島君は何故かにやりと笑つたの読み方
南部修太郎「ハルピンの一夜」

...水島君は互にふと滅入りかけた氣持を引き立てるやうに... 水島君は互にふと滅入りかけた氣持を引き立てるやうにの読み方
南部修太郎「ハルピンの一夜」

...水島君は素氣なく答へた... 水島君は素氣なく答へたの読み方
南部修太郎「ハルピンの一夜」

...水島君と私とは仕切りの部屋を廊下へと飛び出した... 水島君と私とは仕切りの部屋を廊下へと飛び出したの読み方
南部修太郎「ハルピンの一夜」

...水島君も變つたなあ... 水島君も變つたなあの読み方
南部修太郎「ハルピンの一夜」

...水島道太郎を連れてみや古へ行き... 水島道太郎を連れてみや古へ行きの読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...ところが、先鋒（せんぽう）の足利義清が、備中の水島で、平家のため、惨敗してしまった... ところが、先鋒の足利義清が、備中の水島で、平家のため、惨敗してしまったの読み方
吉川英治「源頼朝」