例文・使い方一覧でみる「水け」の意味
スポンサーリンク...死骸は水けぶりの立った中に忽ち姿を失ってしまう... 
芥川龍之介 「誘惑」
...とつぜんものすごい水けむりがたちました...
海野十三 「電気鳩」
...ドブンとあがる燐光の水けむり...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...英語の humid（水けある）の終わりのｄをとれば「ウミ」に近くなり...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...藁でこしらへた箱のなかにしつとりと水けをふくんだ細かい土がはひつて...
中勘助 「銀の匙」
...ばりっという音とともに水けむりをたて...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...それから更に、その百万年前の竜の世界、その又以前の鳥の世界、その又ズット以前の魚の世界、貝類の世界、スポンジの世界と、次第に進化の度の低い、小さな生物ばかりの世界へ超スピードで引返して、遂に六億万年前の古世代までやって来ると……ドウダ……天地を覆（くつがえ）す大噴火、大雷雨、大海嘯（おおつなみ）、大地震の火煙（ひけむり）、水けむり、土煙（つちけむり）が、あとからあとから日月を蔽（おお）いながら渦巻きのぼっているこの世界の若々しさはドウダ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...対岸から弾丸の飛雨と騎兵隊の猛突が水けむりをあげて猛撃して来ないと計られない...
吉川英治 「上杉謙信」
...水けむりを立てて...
吉川英治 「上杉謙信」
...対岸の一石へ水けむりと共に跳び上がった...
吉川英治 「三国志」
...さッと湖心には水けむりがあがった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...どぶんとそこから水けむりが立った...
吉川英治 「神州天馬侠」
...波をうっては水けむりをあげた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...水けむりの中に見たからである...
吉川英治 「新書太閤記」
...――ぱしゃッ水けむりの中に丹波は坐った...
吉川英治 「新書太閤記」
...水けむりの方向を変えて...
吉川英治 「新書太閤記」
...ドボーン！ と真ッ白な水けむり...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...一抹（まつ）の水けむりと共に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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