例文・使い方一覧でみる「水かさ」の意味
スポンサーリンク...頭が硝子天井につかえるまでに水かさは増した... 
海野十三 「海底都市」
...水かさは更にずんずん増して来るではないか...
海野十三 「海底都市」
...水かさはどんどん殖（ふ）えていく...
海野十三 「地軸作戦」
...もう五十センチも水かさが増せば...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...音がしなくなったのは、水かさがまして、水面が流れこむ水よりも高くなったためで、けっして水がとまったのではありません...
江戸川乱歩 「大金塊」
...それは通常冬は水かさがのぼり夏は落ちるが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...河の水かさが増して濁ってくるのが...
豊島与志雄 「旅だち」
...川の水かさも雨で高くなっているし...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...湯も見る見る水かさを増し...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...梅雨（つゆ）時の谷川は、水かさを増して、山の上からエライ勢いで逆落しに、用水堀の中へ落ちて居ります...
野村胡堂 「古城の真昼」
...水かさが増（ま）していたりして...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...水かさを増した川で鮒釣りする蓑姿...
横光利一 「夜の靴」
...甚だしく水かさが増したかに見える...
吉川英治 「上杉謙信」
...まだ多摩の水かさは退かず...
吉川英治 「私本太平記」
...多摩の水かさも減って...
吉川英治 「私本太平記」
...大江の水かさと、あやうげな渡辺の大橋を惧（おそ）れたものに違いあるまい...
吉川英治 「私本太平記」
...水かさが増した濁流の三条口には...
吉川英治 「宮本武蔵」
...水かさは、空っぽになった放水溝の土台をさえ下る始末で、その水かさを手っとり早く上げようと色々苦心はしてみたが、いつかな成功しなかった...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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