例文・使い方一覧でみる「気魄」の意味


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...いかにも一山を背負っている気魄が眉宇の間にもうかがえるといった人だった...   いかにも一山を背負っている気魄が眉宇の間にもうかがえるといった人だったの読み方
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」

...書くぞという気合と気魄(きはく)の小説である...   書くぞという気合と気魄の小説であるの読み方
太宰治 「虚構の春」

...もはや人を威壓するようなあの生前の気魄が抜けて...   もはや人を威壓するようなあの生前の気魄が抜けての読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...鋼鉄のような弾性と剛性を備えた肉体全体に精悍(せいかん)で隼(はやぶさ)のような気魄(きはく)のひらめきが見える...   鋼鉄のような弾性と剛性を備えた肉体全体に精悍で隼のような気魄のひらめきが見えるの読み方
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」

...三人とも、その気魄と、自分達の、後ろめたさとで、黙っていた...   三人とも、その気魄と、自分達の、後ろめたさとで、黙っていたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...多分は一葉君の気魄(きはく)の人を圧するようなところがあったからであろう...   多分は一葉君の気魄の人を圧するようなところがあったからであろうの読み方
長谷川時雨 「樋口一葉」

...それを支へようとする気魄も備はつてゐた...   それを支へようとする気魄も備はつてゐたの読み方
原民喜 「壊滅の序曲」

...それを支(ささ)えようとする気魄(きはく)も備わっていた...   それを支えようとする気魄も備わっていたの読み方
原民喜 「壊滅の序曲」

...男まさりの気魄がある...   男まさりの気魄があるの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...その気魄...   その気魄の読み方
正岡容 「寄席」

...苦しいまでに漲る気魄にわななきながら...   苦しいまでに漲る気魄にわななきながらの読み方
三好達治 「測量船」

...予は和蘭(ヲランダ)派のリユウバンスに就(つい)て其(その)気魄(きはく)と精力の偉大...   予は和蘭派のリユウバンスに就て其気魄と精力の偉大の読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...その熱舌と気魄をもって...   その熱舌と気魄をもっての読み方
吉川英治 「三国志」

...劉表は気魄もおののき飛ばして...   劉表は気魄もおののき飛ばしての読み方
吉川英治 「三国志」

...その気魄...   その気魄の読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...有村の熱と気魄にひき緊められて...   有村の熱と気魄にひき緊められての読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...父の無二斎(むにさい)からうけた烈しい気魄(きはく)が...   父の無二斎からうけた烈しい気魄がの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...わが国における伝統破壊の気魄は...   わが国における伝統破壊の気魄はの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「気魄」の読みかた

「気魄」の書き方・書き順

いろんなフォントで「気魄」

「気魄」の英語の意味


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