例文・使い方一覧でみる「気紛」の意味


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...黄なる水湛(たん)として窪(くぼ)みに溜(たま)りをりて臭気紛々として人に逼(せま)る...   黄なる水湛として窪みに溜りをりて臭気紛々として人に逼るの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...私は酔うてゐなかつたらその臭気紛々でとても寝つかれなかつたらう...   私は酔うてゐなかつたらその臭気紛々でとても寝つかれなかつたらうの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...そして気紛れに箸の先で毛虫をとったりしている自分の愚かさに気が付いた...   そして気紛れに箸の先で毛虫をとったりしている自分の愚かさに気が付いたの読み方
寺田寅彦 「蜂が団子をこしらえる話」

...しかし彼女のその夜の気紛(きまぐ)れな態度が...   しかし彼女のその夜の気紛れな態度がの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...矛盾と気紛(きまぐ)れを多分に持っているのだった...   矛盾と気紛れを多分に持っているのだったの読み方
徳田秋声 「縮図」

...それは断じて気分の気紛れではなく...   それは断じて気分の気紛れではなくの読み方
中井正一 「絵画の不安」

...心中のもつ気紛れ...   心中のもつ気紛れの読み方
中井正一 「リズムの構造」

...道庵の気紛(きまぐ)れは...   道庵の気紛れはの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その気紛れと純情の故(ゆえ)に――常識では同情の出来そうもない――...   その気紛れと純情の故に――常識では同情の出来そうもない――の読み方
野村胡堂 「楽聖物語」

...つまった溝の中で臭気紛々として腐っていた...   つまった溝の中で臭気紛々として腐っていたの読み方
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」

...気紛れや我儘で放擲するのではなくて...   気紛れや我儘で放擲するのではなくての読み方
牧野信一 「西瓜喰ふ人」

...しょせんは気紛れの浮気おんな...   しょせんは気紛れの浮気おんなの読み方
正岡容 「随筆 寄席風俗」

...詩にて申候えば『古今集』時代は宋(そう)時代にもたぐえ申すべく俗気紛々(ふんぷん)と致し居(おり)候ところはとても唐詩(とうし)とくらぶべくも無之候えども...   詩にて申候えば『古今集』時代は宋時代にもたぐえ申すべく俗気紛々と致し居候ところはとても唐詩とくらぶべくも無之候えどもの読み方
正岡子規 「歌よみに与ふる書」

...人間の嗜好が気紛れなことや...   人間の嗜好が気紛れなことやの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...自分にはただ気紛れですることのように良人(おっと)は言っていた...   自分にはただ気紛れですることのように良人は言っていたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...むしろ購買者の気紛れ...   むしろ購買者の気紛れの読み方
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」

...彼らの富及び彼らの嗜好や気紛れに依存しなければならぬからである...   彼らの富及び彼らの嗜好や気紛れに依存しなければならぬからであるの読み方
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」

...急に何か気紛れを起したりすると...   急に何か気紛れを起したりするとの読み方
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」

「気紛」の読みかた

「気紛」の書き方・書き順

いろんなフォントで「気紛」

「気紛」の英語の意味


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