例文・使い方一覧でみる「気掛」の意味


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...妙に人形がつき纒っている」明智は非常に気掛りの様子で立上った...   妙に人形がつき纒っている」明智は非常に気掛りの様子で立上ったの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...誰かが聞きはしなかったかというのがただひとつの気掛りだった...   誰かが聞きはしなかったかというのがただひとつの気掛りだったの読み方
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」

...ただ御両親のお悲しみと今後が気掛りです...   ただ御両親のお悲しみと今後が気掛りですの読み方
太宰治・山崎富栄 「雨の玉川心中」

...気掛りな面持で額の毛をかき上げながら尋ねた...   気掛りな面持で額の毛をかき上げながら尋ねたの読み方
豊島与志雄 「好意」

...「私何だか気掛りで……...   「私何だか気掛りで……の読み方
豊島与志雄 「二つの途」

...やはり頭の底に始終気掛りなものが出来て...   やはり頭の底に始終気掛りなものが出来ての読み方
豊島与志雄 「古井戸」

...何だか気掛りになってきて...   何だか気掛りになってきての読み方
豊島与志雄 「古井戸」

...小野さんは気掛(きがかり)な顔をして障子の傍(そば)に上草履を揃(そろ)えたまま廊下の突き当りを眺(なが)めている...   小野さんは気掛な顔をして障子の傍に上草履を揃えたまま廊下の突き当りを眺めているの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...なまじい親父(おやじ)に似ているだけがなお気掛りである...   なまじい親父に似ているだけがなお気掛りであるの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...それが気掛(きがゝ)りだからと云ふ口実を拵(こし)らえた...   それが気掛りだからと云ふ口実を拵らえたの読み方
夏目漱石 「それから」

...彼はこの気掛が、自分を駆って、凝(じっ)と落ち付かれない様に、東西を引張(ひっぱり)回した揚句、遂(つい)に三千代の方に吹き付けるのだと解釈した...   彼はこの気掛が、自分を駆って、凝と落ち付かれない様に、東西を引張回した揚句、遂に三千代の方に吹き付けるのだと解釈したの読み方
夏目漱石 「それから」

...それが気掛りである...   それが気掛りであるの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...ただ先刻(さっき)多々良君が吾輩を目して休養以外に何等の能もない贅物(ぜいぶつ)のごとくに罵(ののし)ったのは少々気掛りである...   ただ先刻多々良君が吾輩を目して休養以外に何等の能もない贅物のごとくに罵ったのは少々気掛りであるの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...何でもかでも気掛(きがかり)になる様な心持がしてならない...   何でもかでも気掛になる様な心持がしてならないの読み方
平出修 「公判」

...貰えば生涯気掛りだが...   貰えば生涯気掛りだがの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...国土衆生の生む業(ごう)が積もって民衆の気掛りとなったせいで...   国土衆生の生む業が積もって民衆の気掛りとなったせいでの読み方
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」

...差支えないのですか」いくらか気掛りだったので次手(ついで)に訊いて見た...   差支えないのですか」いくらか気掛りだったので次手に訊いて見たの読み方
松本泰 「日蔭の街」

...巡査は気掛りらしく訊ねた...   巡査は気掛りらしく訊ねたの読み方
宮嶋資夫 「恨なき殺人」

「気掛」の読みかた

「気掛」の書き方・書き順

いろんなフォントで「気掛」

「気掛」の英語の意味


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