...妻は櫛部某の卑(いや)しいところに反って気安さを見出している...
芥川龍之介 「死後」
...私はひとり北へ、途中行乞しつゝ高鍋まで、一時過ぎに着く、二時間ばかり行乞、此宿をたづねて厄介になる、聞いた通りに、気安い、気持よい宿である...
種田山頭火 「行乞記」
...かういふ宿にかへつて気安さを感じるが(そこをねらつてわざと泊つたのでもあるが)普通の人々――我々の仲間はとても一夜どころか一時間の辛抱も出来まい...
種田山頭火 「行乞記」
...それほど気安くて深切にして下さる)そして酒のうまさは!・つかれた脚を湯が待つてゐた・雲がいそいでよい月にする七月十八日晴れて暑い...
種田山頭火 「行乞記」
...そう言ってくれるのを自分でも気安めだ...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...気安めをいうように...
直木三十五 「南国太平記」
...気安めをするより外になかったかれ等は...
直木三十五 「南国太平記」
...相当の気安さで旅行もできるし...
中里介山 「大菩薩峠」
...汚れた土を崩す事は気安めではない大きい冷い屋根を引つぺがへして浪の泡沫をふりかけやうか!それとも長い暗いトンネルの中へ鎖の鍵を持つてゐるムカデをトコロテンのやうに押し込んでやらうか!奈落にひしめきあふ不幸な電気人形よ波を叩いて飛ぶ荒鷲のツバサを見よ海よ海!海には自由で軽快な帆船がいつぱいだ...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...万事をできるだけ気安く考え...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...体面をつくろうことのいらぬ庶民生活の気安さを...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...むしろ気安くていいとさえ思ってはいるものの...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...口に云ひ現すことの出来ない軽い親情が見事に伝へられるやうな気安さを覚えました...
牧野信一 「青白き公園」
...「申し上げます、根岸の大戸(おおど)さまがお見えになりましたが――」との、取次の言葉には見向きもせず、「片里(へんり)どのなら心置きない――客間にお通し申すまでもなく、失礼ながらこれへお連れ申すがよい」と、気安く言って、自分は尚も絵絹に向っているのでした...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...気が狂(ちが)ふので無いか知ら……どうして気安いことがあろ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...故国を行(ゆ)く如き一種の気安さを感じると共に...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...どういう小むすめの気安さが...
吉川英治 「私本太平記」
...お前の気安(きやす)めになるような...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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