...結句船の中の人たちから度外視されるのを気安い事とまでは思わないでも...
有島武郎 「或る女」
...留吉をたいへん気安くして...
竹久夢二 「都の眼」
...此宿は気安くて深切で...
種田山頭火 「行乞記」
...食慾減じて心気安らかなり...
種田山頭火 「行乞記」
...安宿の気安さ...
種田山頭火 「道中記」
...医者は気安めなことを云ってるが...
豊島与志雄 「病室の幻影」
...自分には大変気安くものが書けるようになった...
中谷宇吉郎 「Schreibe wie du sprichst」
...お話にならない大馬鹿者は私だ! 人のいいって云う事が何の気安めになるだろうか――...
林芙美子 「新版 放浪記」
...体面をつくろうことのいらぬ庶民生活の気安さを...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...むしろ気安くていいとさえ思ってはいるものの...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...或気安さのようなものを感じていた...
堀辰雄 「菜穂子」
...粋な気安い態度も...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...気安く考えないで...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...それはどこにでも居ると云う気安い返事であった...
本庄陸男 「石狩川」
...女の無智やあさましさのあらわれているような風がなくなったことは或る気安さにちがいないのだけれど...
宮本百合子 「新しい美をつくる心」
...派出の女のひとをたのむ気安さというものもあります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お若い御主人を気安く思って礼儀なしになっているのであろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...父の納骨を尽くすませた気安さに...
横光利一 「旅愁」
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