...彼女は最近気分的に不安定だ...
...今日は気分的に落ち込んでいる...
...ゲームで勝ったときは気分的にとても良い...
...仕事が忙しくて気分的に疲れている...
...留学中は気分的なストレスがたまった...
...妻はそれで結構家を楽しくするだけの何か気分的なものをもっていて...
徳田秋声 「仮装人物」
...尤も気分的自由主義は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...だが気分的自由主義の何よりの強みは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...さて例の立憲的ファシズムは無論論外だが、例の気分的自由主義、体系的自由主義、又この文化的自由主義は、唯一の科学的な社会主義であるマルクス主義に対して、夫々、気分的に、思想体系的に、又文学的に、反対し又はギャップを感じている...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...そのうへ学校を出てからは気分的に...
中勘助 「能の見はじめ」
...最後の段階では情意的(気分的...
中原中也 「音楽と世態」
...然るに感情そのものは、他の事件や題材を借りない限り、全く無形なる気分上のものに属するから、此処に近代の短篇詩は、著るしく気分的、情調的のものに傾向してきた...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...気分的な意味として直観してしまうのである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...気分的想像の上ですでにそんなものをば通り越してしまっている...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...幾分お祭り気分的に上ずった...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...感情的価値あるいは気分的内容という三つのものを区別しているように...
三木清 「解釈学と修辞学」
...気分的な怒という三つの種類を区別することができるであろう...
三木清 「人生論ノート」
...我々の怒の多くは気分的である...
三木清 「人生論ノート」
...ひどく気分的に表現していたが主人公がここでも...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そんな気分的なものに足をおろしているのでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一層気分的になってゆきます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...さいわい、私は文壇づきあいを全くしない人間だし、どんな種類の党派にもぞくしていない人間だから、文士たちから憎まれてもかまわないようなものの、気が弱いから、気分的に、イヤなんです...
三好十郎 「恐怖の季節」
...気分的に厳粛な背景を作って...
夢野久作 「能とは何か」
便利!手書き漢字入力検索