...彼女は最近気分的に不安定だ...
...今日は気分的に落ち込んでいる...
...ゲームで勝ったときは気分的にとても良い...
...仕事が忙しくて気分的に疲れている...
...留学中は気分的なストレスがたまった...
...気分的に服装的に一挙にがくんと婆さんになったものだ...
梅崎春生 「狂い凧」
...気分的にもかなり荒れているという計算も...
梅崎春生 「幻化」
...気分的にも気乗がしない...
種田山頭火 「行乞記」
...妻はそれで結構家を楽しくするだけの何か気分的なものをもっていて...
徳田秋声 「仮装人物」
...気分的なもの、感傷的なものなど、まるでないのが、三吉にはショックだった...
徳永直 「白い道」
...それが気分的であるのはつまりこの一種の大衆的常識を忠実に反映しているからだろう...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...然るに感情そのものは、他の事件や題材を借りない限り、全く無形なる気分上のものに属するから、此処に近代の短篇詩は、著るしく気分的、情調的のものに傾向してきた...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...気分的想像の上ですでにそんなものをば通り越してしまっている...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...常々口だけは気分的に余裕あり気なことを放言するものゝ...
牧野信一 「素書」
...感情的価値あるいは気分的内容という三つのものを区別しているように...
三木清 「解釈学と修辞学」
...気分的な怒という三つの種類を区別することができるであろう...
三木清 「人生論ノート」
...気分的には新たなつよい...
宮本百合子 「新しい一夫一婦」
...気分的にそれにまけてはくちおしいからねと私はつよく云い...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...気分的に苦しむことはなくなりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そんな気分的なものに足をおろしているのでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一層気分的になってゆきます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...さいわい、私は文壇づきあいを全くしない人間だし、どんな種類の党派にもぞくしていない人間だから、文士たちから憎まれてもかまわないようなものの、気が弱いから、気分的に、イヤなんです...
三好十郎 「恐怖の季節」
...気分的に厳粛な背景を作って...
夢野久作 「能とは何か」
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