...見失つて仕舞ひさうなのに気付くと直ぐ...
伊藤野枝 「惑ひ」
...私の視線に気付くと...
梅崎春生 「狂い凧」
...直接性にとっては全く見当違いな出発であったことに気付くのでなければならない...
戸坂潤 「科学方法論」
...笑いの論理的構造と考えていたものが実は弁証法的本質であったことに人々は気付くだろう...
戸坂潤 「思想としての文学」
...――中国では支那精神の本質をハッキリ把握することに気付く者がいなかったために...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...中国の様子が変っているのに気付くだろう...
豊島与志雄 「新たな世界主義」
...肩を叩かれてふと気付くと...
豊島与志雄 「未来の天才」
...この情態が面白からぬことを気付く頃に現れる次の現象は...
中原中也 「生と歌」
...これは帽子を境に髪が焼きとられてゐるのだといふことを気付くやうになつた...
原民喜 「夏の花」
...誰も気付く気配はない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...つまり玄人であるということに気付くのです...
宮本百合子 「現実の道」
...おろおろと取り乱している自分に気付く...
矢田津世子 「女心拾遺」
...自分もまた小娘の感情に還って剥き出しに挑みかけているのに気付く...
矢田津世子 「女心拾遺」
...慶太郎のおしもを見る眼ざしが変ってきていると気付く...
矢田津世子 「女心拾遺」
...不思議なもので誰が気付くともなく舞台が見る見る緊張して来る...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...何一つコレはと気付くようなところが無かった...
夢野久作 「巡査辞職」
...紫色の絹ハンカチである事に気付くと同時に...
夢野久作 「暗黒公使」
...どちらにも少し遅すぎて来たのだと矢代は気付くのだった...
横光利一 「旅愁」
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