...また気をもませるでもないと云ふ遠慮と...
伊藤野枝 「内気な娘とお転婆娘」
...自分に気をもませる存在の一つであるように思い案じてみました...
中里介山 「大菩薩峠」
...何時までも気をもませるのもお気の毒だから...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...ひどく気をもませるじゃありませんか...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...知らせれば母上やおまえに気をもませるだけではないか」「噂(うわさ)で聞くほうが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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