...しばらくは誰も家畜の行方(ゆくえ)に気をとめる容子(ようす)は見えなかった...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...将校たちの群にはさらに気をとめる様子もなく...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...」「俺(おれ)を見てる娘っ子に一々気をとめるだけの隙(ひま)があるもんか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...気をとめるひまなんぞなかったのである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...いつもそのときどきに気をとめるくせに一向記憶にはのこらないのだ...
山川方夫 「演技の果て」
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