...或る朝老僧の舍監を勤むるが...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...之が開拓を勤むる勇猛の徒を貶す者は怯に非らずむば惰なり...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...ヘルメース或はヘルメーアス(ラテン名マーキュリイ)、アルゲープォンテース(アルゴスを殺す者)の別名あり、使者の役を勤む...
土井晩翠 「「イーリアス」例言」
...早朝から夜中までの間に勝手な時幾時間勤むればよいと...
豊島与志雄 「或る素描」
...父が氣に入るやう一切この身を無いものにして勤むれば家の内なみ風おこらずして...
樋口一葉 「ゆく雲」
...もっぱら勤むべきは人間普通日用に近き実学なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...一人にて主客二様の職を勤むべき者なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...おのおのその職分を勤むれども...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...政府の官職をも勤むるほどの才徳を備え...
福沢諭吉 「学問の独立」
...おのおのその志すところの学を勤むべし...
福沢諭吉 「学校の説」
...学業を勤むるにも...
福沢諭吉 「成学即身実業の説、学生諸氏に告ぐ」
...又学に勤むる者の常道として我大日本帝国をして将来世界の中心たらしめんが為に云々」の句にはじまり...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...最後に入ったものが番兵の役を勤む...
南方熊楠 「十二支考」
...某(それがし)ヴィシュヌを念ずるに一心にして妻がいかにかの一儀を勤むるも顧みず「川霧に宇治の橋姫朝な/\浮きてや空に物思ふ頃」ほかにいいのがあるんだろうと...
南方熊楠 「十二支考」
...私は嫁というものは単に生活を食事の方にのみ勤むべきものであろうかなどと...
室生犀星 「幼年時代」
...教師として學校に勤むるものとなりぬることこれなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...その家来もまた知行高相応の軍役を勤むるためには...
柳田國男 「名字の話」
...武士の勤むべきことなど...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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