例文・使い方一覧でみる「気の長い」の意味


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...焦立たしげに土を蹴つて鼻孔から吐く煙のやうな水蒸気の長い流に...   焦立たしげに土を蹴つて鼻孔から吐く煙のやうな水蒸気の長い流にの読み方
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」

...気の長い響きを百日も聞き慣れた人であらう...   気の長い響きを百日も聞き慣れた人であらうの読み方
石川啄木 「葬列」

...気の長い田舎のことで...   気の長い田舎のことでの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...……と気の長い話でありますが...   ……と気の長い話でありますがの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...」笹村もお銀の気の長いのを...   」笹村もお銀の気の長いのをの読み方
徳田秋声 「黴」

...支那人の気の長いには実に閉口する」おりから靴音の近づきて...   支那人の気の長いには実に閉口する」おりから靴音の近づきての読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...ほんの一足ちがいで、旦那様」「何処かに、爺(じい)――野良馬でも、工面つくまいか」「さあ――婆さん、松のところの馬は、走るかのう」和田は(走らぬ馬があるか、気の長い)と、じりじりしてきた...   ほんの一足ちがいで、旦那様」「何処かに、爺――野良馬でも、工面つくまいか」「さあ――婆さん、松のところの馬は、走るかのう」和田はと、じりじりしてきたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...気の長い男であった...   気の長い男であったの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...阿爺があの通り気の長い人だもんだから」「こっちでも判然とは断わらなかったんでしょう」「そりゃ今までの義理があるから...   阿爺があの通り気の長い人だもんだから」「こっちでも判然とは断わらなかったんでしょう」「そりゃ今までの義理があるからの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...吾輩はじっと穴の出口で待っておらねばならん随分気の長い話だ...   吾輩はじっと穴の出口で待っておらねばならん随分気の長い話だの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...およそ気の長い家探しを始めました...   およそ気の長い家探しを始めましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...天道様は見通しさ」「気の長い天道様じゃありませんか」「まアいい...   天道様は見通しさ」「気の長い天道様じゃありませんか」「まアいいの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...どっちがせっかちだ」「お房は気の短いのが自慢で――私は気が短いから――なんて口癖に言ってましたよ」「気の長いお萩の方が...   どっちがせっかちだ」「お房は気の短いのが自慢で――私は気が短いから――なんて口癖に言ってましたよ」「気の長いお萩の方がの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...又私は随分気の長い方でない...   又私は随分気の長い方でないの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...気の長いのや短いのなぞに依って種々雑多に千変万化しますが...   気の長いのや短いのなぞに依って種々雑多に千変万化しますがの読み方
夢野久作 「鼻の表現」

...気の長いものだね」「まあ...   気の長いものだね」「まあの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...気の長い猛獣狩りの土蛮が豹(ひょう)を柵へ追いこむように追いつめられて...   気の長い猛獣狩りの土蛮が豹を柵へ追いこむように追いつめられての読み方
吉川英治 「三国志」

...ぼくのこんな牛歩鈍々たる気の長い著業にたいして...   ぼくのこんな牛歩鈍々たる気の長い著業にたいしての読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

「気の長い」の書き方・書き順

いろんなフォントで「気の長い」


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