...気ごころもしれていますし...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...わたしのお殿様は世間のお殿様のような浮気ごころで...
中里介山 「大菩薩峠」
...みんな気ごころの知れた男たちだから心配はないだろうがね...
山本周五郎 「季節のない街」
...あの娘にはまだ気ごころの知れないところがある...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...酔ったあとが心配だわね」「気ごころが知れないって...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...「気ごころが知れないと云いたいのは私のほうだ」と云うと...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...みなさんにもあっしの気ごころはわかっている筈です」彼は口ごもった...
山本周五郎 「さぶ」
...だからおめえはお互いに気ごころが知れてると思ってるんだろう」「だってそのとおりじゃあねえだろうか」「人間の気持なんてものはいつも同じじゃあねえ...
山本周五郎 「さぶ」
...あれは気ごころの知れない子です...
山本周五郎 「末っ子」
...本当にあれは気ごころの知れない子です」長兄の妻はる女は云う...
山本周五郎 「末っ子」
...彼の気ごころや好みを理解していった...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...いちばん気ごころもわかって下さるから...
山本周五郎 「初蕾」
...お互いに気ごころも知れているだろうし」「ええ...
山本周五郎 「山彦乙女」
...何の気ごころも措(お)けなかった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...ちと気ごころのむつかしいご隠居がいらっしゃいますのでな……」「かまいません...
吉川英治 「宮本武蔵」
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