...彼女が彼の浮気をしたので、気が咎める...
...食べ過ぎた後はいつも気が咎める...
...あの人の言動には、どこか気が咎めるところがある...
...表道を歩くのが怎(どう)やら気が咎める様で...
石川啄木 「天鵞絨」
...急に足近くは我ながら気が咎める...
泉鏡花 「婦系図」
...それとなくおかみさんの前に気が咎めるやうな心持がした...
鈴木三重吉 「桑の実」
...卒業証書だけは懐中(ふところ)に持つてゐるが気が咎めるかして...
薄田泣菫 「茶話」
...」この雄弁家は幾らか気が咎めるやうに低声(こごゑ)で返事した...
薄田泣菫 「茶話」
...走ることは気が咎めるし...
田中貢太郎 「黒い蝶」
...何だかせい二さんの厚意に甘えてゐるやうで気が咎める...
種田山頭火 「行乞記」
...第三に気が咎めるのは...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...恐らく彼女は気が咎めるであろう...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...人から咎められなくても自分でも気が咎めるのは...
寺田寅彦 「随筆難」
...圭子も蓮見も気が咎めるくらゐだつた...
徳田秋声 「チビの魂」
...それに何よりも気が咎めるから...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...ちょっと気が咎めるからね...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...その上には気が咎める輪が気味わるそうに重なっている...
夏目漱石 「虞美人草」
...気が咎めるといった代物...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...うっちゃっとけばいいんだよ」「あたしの気が咎めるんだもの...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...知っていて云わないのも気が咎めるし...
山本周五郎 「竹柏記」
...さすがに気が咎めるのか...
吉川英治 「剣難女難」
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