...毛頭考えていないわけじゃない...
...毛頭許さない!...
...そんなことが起こるはずが毛頭ない...
...彼女は毛頭理解できなかったようだ...
...毛頭忘れるな!...
...毛頭考えていなかったに相違ない...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...自分で天下を取ろうとは毛頭考えぬ」黒姫山下(さんか)から金塊を取出したら...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...しかし私はこのようなわずかの材料から語原説などを提出する意は毛頭ない...
寺田寅彦 「火山の名について」
...あなたを欺(あざむ)く気は毛頭(もうとう)ないのです...
夏目漱石 「行人」
...歴史的に起った自然派や浪漫派の定義を下す意は毛頭ありません...
夏目漱石 「創作家の態度」
...毛頭なかった」蓼斎はそう言って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この家を出て行く氣などは毛頭ないばかりでなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もとより入る意志など毛頭なく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私は毛頭ピアノを叩く気も「死の舞踏(ダンスマカブル)」を演奏する気もなかったのですが...
野村胡堂 「死の舞踏」
...それを先生に告げる意志は毛頭なかったが...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...勉強する気などは毛頭ない...
久生十蘭 「湖畔」
...妾のこの大それた行為を弁解する気は毛頭ないのですが...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...もはや毛頭それに逆おうなぞとは考えたこともないほど巍然(ぎぜん)たるものであるに拘(かかわ)らず...
本庄陸男 「石狩川」
...毛頭(もうとう)悔いはないが...
吉川英治 「新書太閤記」
...それを怠っているのでは毛頭ない...
吉川英治 「新書太閤記」
...兄を毛頭星(もうとうせい)の孔明...
吉川英治 「新・水滸伝」
...君を騙(あざむ)かんなどと思ってして来たわけでは毛頭ありません...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...毛頭彼の覚えにあることではなかった...
吉川英治 「松のや露八」
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