...毛頭考えていないわけじゃない...
...毛頭許さない!...
...そんなことが起こるはずが毛頭ない...
...彼女は毛頭理解できなかったようだ...
...毛頭忘れるな!...
...大切な娘をやる気は毛頭ないのだ...
犬養健 「愚かな父」
...別段犬の眼自身が赤くなるという意味では毛頭もありません...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...買い物」それを差止める権利は毛頭無い...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...マアレイが死んでいたことには、毛頭疑いがない...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...それに毛頭疑いはない...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...しかし私はこのようなわずかの材料から語原説などを提出する意は毛頭ない...
寺田寅彦 「火山の名について」
...しかし先生にその責任をもって行くわけでは毛頭ない...
寺田寅彦 「田丸先生の追憶」
...歴史的に起った自然派や浪漫派の定義を下す意は毛頭ありません...
夏目漱石 「創作家の態度」
...わが輩はそれがし何某(なにがし)なる個人を攻撃(こうげき)する考えは毛頭(もうとう)ない...
新渡戸稲造 「自警録」
...左様な覚えは毛頭」「よいよい...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...……斯んなことは毛頭云ひたくない...
牧野信一 「蝉」
...そういうものを指しているのでは毛頭ないのであります...
柳宗悦 「北支の民藝(放送講演)」
...私は不義を致しましたおぼえは……」「何ッ……何ッ……」「不義を致しましたおぼえは毛頭御座いませぬが……この上のお宮仕えはいたしかねます」「……………」「お名残り惜しうは御座いますが...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...お前様は知らぬと仰っしゃるか」「毛頭...
吉川英治 「剣難女難」
...彼は毛頭そんな野心は抱かなかった...
吉川英治 「三国志」
...しかしいま、菊池武敏の若い眸には、毛頭、そんな顧慮などない...
吉川英治 「私本太平記」
...まいちどその方どもに諮(はか)ってみるわけじゃが」「ご心配はございますまい」「ないか」「毛頭(もうとう)」拝郷五左衛門は云った...
吉川英治 「新書太閤記」
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