...御転婆な子供たちが公園で騒いでいる...
...姉は御転婆な性格で、いつも冒険的なことをしている...
...御転婆な犬に吠えられて、近づけなかった...
...学校で御転婆な先生に注意された...
...御転婆な性格は、時にはトラブルの原因にもなることがある...
...まあ御転婆(おてんば)な点だけは幾分認めない事もないが――」「序(ついで)に全部認めちまうさ...
芥川龍之介 「路上」
...岡山の池田家と御転封(ごてんぽう)に相成り...
江見水蔭 「備前天一坊」
...コンノウト殿下は病帝陛下がバグナア海岸へ御転地になったので...
谷譲次 「踊る地平線」
...御転覧遊ばさるべく候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...御転婆娘に囲者のしだらなきを加えたるもの此を細君というとは当世の新夫人に僻易したる紳士の泣言なり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...あちらの方へ御転宿をなさいましたら……」伊太夫の家来と...
中里介山 「大菩薩峠」
...あなたが御移りにならんと御嬢様の御病気がはやく御全快になりませんから是非この月中(じゅう)に方角のいい所へ御転宅遊ばせと云う訳さ...
夏目漱石 「琴のそら音」
...市(いっ)さんもそう云う御転婆(おてんば)は嫌(きらい)でしょうと聞いた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...「あなたはあたしを御転婆(おてんば)の馬鹿だと思って始終(しじゅう)冷笑しているんです...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...姉の方たる少々御転(おてん)だ...
夏目漱石 「倫敦消息」
...これは漱石が一言の争もせず冥々(めいめい)の裡(うち)にこの御転婆を屈伏せしめたのである...
夏目漱石 「倫敦消息」
...そんな御転婆(おてんば)な事が出来るはずがないです」「なるほどこりゃ趣向が無さ過ぎましたね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...アテナイから御転任になつたエピキユール学校の校長様! 真の幸福を求めるには生活の享楽にもとづくより他に在り得ないことを私は信じる者であります...
牧野信一 「山彦の街」
...左記へ御転送下さいと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...東京の大学からコチラへ御転任になった...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...御旅行先や御転居先の風俗をよく研究されて...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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