...毛孔が詰まっていると、肌が荒れる...
...水分補給をしっかりして、毛孔を乾燥から守りましょう...
...洗顔後の毛孔を引き締める化粧水を使うと、肌の調子が良くなる...
...毛孔に詰まった角栓を取り除くには、毛穴パックが効果的...
...汗が毛孔に詰まっていると、ニキビの原因になる場合がある...
...おかあ様のいるお家(うち)に早く……」葉子は思わず毛孔(けあな)が一本一本逆立(さかだ)つほどの寒気(さむけ)を感じた...
有島武郎 「或る女」
...全身の毛孔(けあな)中から何か飛び出したような気がした...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...罪障深(ざいしやうぶか)いおまへの肌の毛孔(けあな)を海の風に吹かせて...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...平生不平の事ことごとく毛孔に向かって散ず...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...平生不平事尽向二毛孔一散...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...われわれの毛孔にすこしばかりの生命を吸いこもうではないか...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...すべての毛孔が歓びを吸っている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...お手本や師伝のままを無神経にくり返してただ手際よく毛孔(もうく)の無いような字を書いているのが世上に滔々(とうとう)たる書匠である...
高村光太郎 「書について」
...私の全身の毛孔(けあな)はたちまち外部へ向って開いて...
谷譲次 「踊る地平線」
...彼の邸に雇ってあった医師の説明に依ると金箔の為めに体中の毛孔を塞がれて死んだのであろうと云う事でした...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...一つ一つの毛孔(けあな)が数えられるほど明るい...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...毛孔の底に煤と土が沈着しているらしい...
寺田寅彦 「猫の穴掘り」
...その毛孔中より甘露を放流し...
直木三十五 「南国太平記」
...浮世の臭(にお)いが毛孔(けあな)から染込(しみこ)んで...
夏目漱石 「草枕」
...それだから毛孔(けあな)が横向であろうとも...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...皮膚のあらゆる毛孔(けあな)から脂肪を噴き出してゐるやうな...
森鴎外 「魔睡」
...また吹きまくる寒風が毛孔にふき入るのを防がせたからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...毛孔の塞がった思いで感覚が日に日に衰え風邪をひきつづけた...
横光利一 「旅愁」
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