...これをルター宗に比すれば...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...彼らが処世上に及ぼした影響の大なるに比すれば...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...エネルギーの増す時にそのエントロピーの増加は「温度」に反比する...
寺田寅彦 「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」
...「之を緒方博士所藏の蘭本原文と比するに文章は勿論同じだが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...世間或は彼を徳川家康に比す...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...歌川豊春北尾重政の浮絵に比すれば布局は著しく簡明となりしに反してその設色はやや複雑にしかも大(おおい)に調和する所あり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...「国貞が初期の作は往々にしてその師豊国に比すべきものあり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...これを当世の文士売名を以って此れ事となし或は芝居連中見物の世話人となり或は晩餐会茶話会の幹事となりて往復葉書に名を出す事を喜ぶものに比すれば天地雲泥の相違あり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...右のごとき謹慎(きんしん)を加えなかった者に比すれば失態を演ずることが少ない...
新渡戸稲造 「自警録」
...これを現(げん)に我が周囲に行わるるいわゆる神道(しんとう)に比すると...
新渡戸稲造 「自警録」
...我國に於て幾分にても之に比すべきものありとすれば...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...万世の後に至りてなおその言の範囲を脱すること能わざるものに比すれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その割合を古(いにしえ)に比すればすでに大(おおい)に減禄(げんろく)したるがごとくなるを以て...
福沢諭吉 「旧藩情」
...古池の句は足引(あしびき)の山鳥の尾のといふ歌の簡単なるに比すべくもあらざれど...
正岡子規 「俳人蕪村」
...又彼地に上陸し島地を開墾せば其憂ひ比するにものなし...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...豺狼を小人に比するごとくインドにも虎牙を惜しんで詰まらぬ物と争わぬと言う諺があったらしい...
南方熊楠 「十二支考」
...三語の掾(じょう)にも比すべき短答...
南方熊楠 「十二支考」
...インカ帝国の功績は封建時代のヨーロッパに比すれば認めてよいであろうが...
和辻哲郎 「鎖国」
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