...彼は毒手を持っている...
...彼女は毒手で敵を倒した...
...毒手を使うと、相手も大きなダメージを受ける...
...彼は毒手で相手を瞬時に倒した...
...彼女は毒手を使い、敵を退けた...
...その命なきに前(さき)だちて決して毒手を下さざるべく...
泉鏡花 「海城発電」
...三太太はまたあの黒猫の毒手を心配したが...
魯迅 井上紅梅訳 「兎と猫」
...そういう防毒手段のわかっている毒瓦斯は...
海野十三 「毒瓦斯発明官」
...殺人鬼の毒手に斃(たお)れたことも承知の上...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...その笑いが獲物を毒手におとしいれる誘惑であった...
江戸川乱歩 「影男」
...嘗(かつ)て「魔術師」といわれた怪賊の毒手から...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...いやな松村の毒手をのがれることが出来る...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...吾等村民ハ日に同胞の毒手に誘惑せられて困頓窮厄に艱み...
田中正造 「非常歎願書」
...これは眞實全く陰謀の毒手にかゝられたのであつて...
内藤湖南 「維新史の資料に就て」
...その毒手にかかって甘んじて...
中里介山 「大菩薩峠」
...おゆるし下さいまし」盲法師は必死になって神尾の毒手から免れようとして...
中里介山 「大菩薩峠」
...川口の毒手(?)問題...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...音羽組兇悪なる毒手が紙背に潜むが如き...
山下利三郎 「誘拐者」
...大きな事件、あるいは、悪の仲間へ、挑戦を示すときは、必ずその者へ、怖ろしい毒手、迫害、あらゆる魔の手が、伸びてくるものだ...
吉川英治 「大岡越前」
...村重の毒手に罹(かか)って獄中にある官兵衛様のお命は到底これを保(ほ)し難(がた)いであろう」これが家中一党の者が方針をきめるに先だっての悩みであり...
吉川英治 「黒田如水」
...枕さがしの毒手を伸ばしたのは...
吉川英治 「剣難女難」
...挙げて賊の毒手にまかせ...
吉川英治 「三国志」
...かれをやぶってかれの毒手(どくしゅ)に同志(どうし)のひとりを渡(わた)さなければ...
吉川英治 「神州天馬侠」
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