...毎度お世話になっております...
...毎度のことですが、遅刻します...
...毎度同じメニューで飽きたらない? (maidoo onaji menyuu de akita rare nai?) - "Don't you get tired of always ordering the same menu?"...
...彼は毎度のことながら遅れて来た...
...毎度頭が下がります...
...すると大勢(おほぜい)の客の中に忽ち「毎度御やかましうございますが」と甲高(かんだか)い声を出しはじめたのは絵葉書や雑誌を売る商人である...
芥川龍之介 「本所両国」
...毎度国さんは御苦労だが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...毎度話に出ました例の馬の後藤貞行さんに逢った時...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...拝啓久しく御無沙汰に打過ぎ候段(そうろうだん)平(ひら)に御宥免被下度(ごゆうめんくだされたく)候しかし毎度新聞雑誌にて面白き御作(おさく)拝見仕(つかまつ)りわれら芸術主義の徒(と)のためかつは徳川の懐かしき趣味のため御奮闘ありがたく奉感謝(かんしゃたてまつり)候...
永井荷風 「書かでもの記」
...奥方の叔父さんで?」「その通りだ」「お二人で一生懸命お国許の殿様御参府をお願いして御覧なさいまし」「毎度やっておるぞ」「今度は絵図面が紛失して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こんなのは毎度のことで馴れてはいるけれど何とも味気ない...
林芙美子 「新版 放浪記」
...毎度のことながら...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...その後とても毎度同様の主義を唱えた人も多い...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...毎度の事で、凡(およ)そ二年余り三年になっても同様であるから、或日(あるひ)私が大(おおい)に奮発して、是(こ)れは医師の命令に従い、余り病気を大切にして、云(い)わば病に媚るようなものだ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...毎度かくが、昔の東京の寄席は、よく細路次の突当りにあつた...
正岡容 「寄席風流」
...主人の家の牡羊が毎度盗み食い減らすから主人に疑わるるを憤り...
南方熊楠 「十二支考」
...かかる話は毎度繰り返さるるもので...
南方熊楠 「十二支考」
...毎度高橋入道討ち死にの話を面白く語った...
南方熊楠 「十二支考」
...伊豆国など毎度これがために草山は禿げになって春夏も冬に同じく...
南方熊楠 「十二支考」
...その地に珍しき諸植物は毎度毎度神に献ずるとて植え加えられたれば...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...鍋のために緑青中毒を起した例は毎度新聞に出るでありませんか...
村井弦斎 「食道楽」
...だから毎度引合に出すのは萩原君には気の毒であるが...
室生犀星 「俳句は老人文学ではない」
...たった一度しか買わぬのに「毎度有難う」と云う商売人...
夢野久作 「鼻の表現」
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