...毎度お世話になっております...
...毎度のことですが、遅刻します...
...毎度同じメニューで飽きたらない? (maidoo onaji menyuu de akita rare nai?) - "Don't you get tired of always ordering the same menu?"...
...彼は毎度のことながら遅れて来た...
...毎度頭が下がります...
...毎度風呂の中で出くわす男で...
岩野泡鳴 「耽溺」
...毎度毎度恥じ入る...
大杉栄 「獄中消息」
...毎度余り物の値を露(あら)わにいうようでおかしいが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...毎度ありがとうございますって...
豊島与志雄 「神棚」
...正確に支払われたというのではない――毎度それを請求しなければならなかった――しかし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...毎度有難うございます」御用聞の小僧は丸くなって駈け出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...「さようなら」代を払って、娘が店頭(みせさき)を去ると、「毎度、御贔屓(ごひいき)さまに有難う存じまする」大切なお得意先と見えて、番頭は特別に丁寧に、この小娘のお使に頭を下げて送ったから、福村がはじめてこの娘を見直すと、「お松どのではないか」娘が振返って見て、「まあ、福村様」二人は鶴屋の店頭(みせさき)で、意外の邂逅(かいこう)に驚いた体(てい)です...
中里介山 「大菩薩峠」
...さういふ軽蔑のされ方ならその叔母のみならず毎度のことで...
中原中也 「引越し」
...毎度母に語ったそうです...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...毎度々々のことながら取っ付けないものをそこに感じた...
正岡容 「小説 圓朝」
...耳を垂れて獅に近づきかの虎奴(め)は毎度獅の残肉を食わさるるが嫌だから必ず獅を殺そうと言いおると告げると...
南方熊楠 「十二支考」
...アルサイイル族の水牛は毎度虎に啖われ...
南方熊楠 「十二支考」
...しかして支那の妊婦は兎を食うて産む子は痔持ちになったり毎度嘔吐(は)いたりまた欠唇(いくち)に生まれ付くと信じたのだろう...
南方熊楠 「十二支考」
...幾度も投げ与うるに毎度かくのごとくし...
南方熊楠 「十二支考」
...御主人が酒を飲む側で妻君が一生懸命に膳の上の蠅を追っているような事は毎度見受ける...
村井弦斎 「食道楽」
...これは翁の特色としてその謙遜振りに毎度恐縮...
山本笑月 「明治世相百話」
...毎度の奥の手でいらっしゃいましたが」「はははは」秀吉も笑い...
吉川英治 「新書太閤記」
...「宋先生、毎度毎度、出勢(しゅつぜい)の日には、あなたにばかり戦野(せんや)のご苦労をわずらわしてきた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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