...毎夕点火することになった...
井上円了 「おばけの正体」
...毎朝毎夕ひそかに額(ぬかず)き...
海野十三 「空襲葬送曲」
...池は毎夕とどろくわけではなく...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...*エチオピア事件でほとんど毎日毎夕の新聞に伊国首相や...
寺田寅彦 「柿の種」
...」彼は黙って懐からその晩の「毎夕」を一枚取り出して彼の前に拡げた...
豊島与志雄 「微笑」
...私達はまた「毎夕」を拡げてみた...
豊島与志雄 「微笑」
...」と歩きながらまず『毎夕』をひろげて見て...
永井荷風 「ひかげの花」
...」と重吉は『毎夕』をお千代に渡し...
永井荷風 「ひかげの花」
...僕の記憶する所では、新聞紙には、二六、国民、毎夕、中央、東京日日の諸紙毒筆を振うこと最甚しく、雑誌にはササメキと呼ぶもの、及び文芸春秋と称するもの抔(など)があった...
永井荷風 「申訳」
...清澄に來りてより毎夕必ず細く長く耳にしみて鳴く聲あり...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...毎夕の様に沓(くつ)ぬぎの下に来たそうであるが...
額田六福 「解説 趣味を通じての先生」
...昨夕の毎夕に、古川緑波・生駒雷遊、恋の争奪って見出しで、スキャンダルが出てる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...夕べは十分おきに到着する電車でも毎夕必ず同じ電車で帰り...
牧野信一 「貧しき日録」
...毎朝毎夕同じ時刻に同じとこで逢ふところから考へると...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...「御紀行毎夕読候而御同行仕候様に奉存候」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...毎夕六時頃から開かれる市(いち)のことが思い出されます...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...(自注、此園、露国帝政時代、彼国将軍寳爾和徳所築、当時将校貴女、毎夕競集、開音楽舞踏会於園中、今無復当年盛観也)哈爾賓客中、呈古澤幸吉先生先生白髪未云還...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...あの地方の“木挽(こびき)ぶし”といふ民謠がおもしろくて、毎夕、仕事がすむと、土地のおばあさんを呼んで、物ずきに、木挽ぶしを習つてゐたのだつた...
吉川英治 「折々の記」
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