例文・使い方一覧でみる「母子草」の意味
スポンサーリンク...野原でよく見かける母子草は、春になると小さな花を咲かせます... 
...母子草は、日本の春を象徴する花のひとつです...
...母子草が咲くと、自然の中で生まれる命の大切さを感じます...
...母子草の花言葉は、「子を思う愛情」とされています...
...母子草は、草原や林縁など、明るく開けた場所に生えることが多いです...
...母子草（はゝこぐさ）...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...母子草（はゝこぐさ）...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...寝床までまともにうらから夕日青葉からまともな陽となつて青葉へ・これは母子草...
種田山頭火 「其中日記」
...父子草、母子草、あゝこれもやりきれない...
種田山頭火 「其中日記」
...みなホウコグサ（ホーコグサ）［ハハコグサすなわち母子草の名は実はこの草本来の名ではなく...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...母子草なんていう名はそれ以前には全くなかった］すなわち鼠麹草（ソキクソウ）の葉を用いた...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この草の本名はホウコグサ（発音ホーコグサ）というのダが普通にはハハコグサ（母子草）と称えて今日はこれが通称の様に成っている...
牧野富太郎 「植物記」
...しかしこれをハハコグサといい母子草と書くのは甚（はなは）だ宜（よろ）しくない...
牧野富太郎 「植物記」
...人によると母子草とは旧（ふる）き苗に若葉の添うて生ずれば母子という名も義（ことわり）であるなどと唱うるは全く牽強附会の説である...
牧野富太郎 「植物記」
...すなわちこの間違の起りは文徳（もんとく）天皇御一代の歴史を書き集めた『文徳実録』の著者が一つの因縁話を仕組みホウコとハハコと音相近きを以て本来のホウコグサをモジッテ母子草としたのが始まりである...
牧野富太郎 「植物記」
...ゆえによく諸書に母子草の名は『文徳実録』からダと書いてある...
牧野富太郎 「植物記」
...母子草（はゝこぐさ）...
正岡子規 「花枕」
...母子草（ははこぐさ）もこちらのは...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...本名は母子草（ははこぐさ）...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...母子草（ははこぐさ）一于禁は四日目に帰ってきた...
吉川英治 「三国志」
...――で、彼は、尼さんが自分を野伏（のぶせ）りの追剥（おいはぎ）とでも誤解しているのではなかろうかと思い、「オオ、もうそんなに青い菜が出ていますか、春だからなあ、芹（せり）も採れていますね、すず菜も、母子草も、ああ、摘（つ）み草ですね、おばあさん」殊さらに親しみを見せ、そばへ寄って、小笊（こざる）の中の青いものを覗きかけると、老尼は、愕然（がくぜん）と小笊をそこへ捨てて、「――光悦（こうえつ）や」誰かを呼びながら、彼方（あなた）へ駈けてしまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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