...御母君、お元気ですか?(asking about someone's health)...
...彼女は御母君のように振る舞うべきだ...
...彼が御母君に仕えている...
...その話は御母君には似つかわしくない...
...御母君に相談してみよう...
...母君葛城の高額姫...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...その時にその母君のお詠み遊ばされた歌は...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...当時二十七歳のお若い母君もその場に於いて御剃髪なされ...
太宰治 「右大臣実朝」
...こゝでもまた父君母君が酒をすゝめられる...
種田山頭火 「行乞記」
...同時にあなたを識(し)る程の者の母君となられるのである事をお忘(わす)れなすってはなりません...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...この以前藩主の奥方と祖母君は江戸の邸にいられたのを...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...母君はいといたく名をこのみ給ふ質(たち)におはしませば...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...とあるにも母君の面影が知れる...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...思ふも勿躰なきは伯母君のことなり...
樋口一葉 「雪の日」
...その老ひたる母君の眼に嬉し涙を宿らしめ...
牧野信一 「三田に来て」
...母君はもう死んでおいでになるにしても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...母君さえ死んでいなかったならと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いっしょに死のうと思召して母君からお離れにならないのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大将の母君の葵(あおい)夫人の葬送の夜明けのことを院は思い出しておいでになったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「森の祖母君」を附けて二階へ遣つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...母君の聲の小言を言ふのを...
森鴎外 「半日」
...母君が博士に物を言ひたがるといふ事である...
森鴎外 「半日」
...祖母君でも母上でも...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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