...御母君、お元気ですか?(asking about someone's health)...
...彼女は御母君のように振る舞うべきだ...
...彼が御母君に仕えている...
...その話は御母君には似つかわしくない...
...御母君に相談してみよう...
...母君のオキナガタラシ姫の命がお待ち申し上げて酒を造つて獻上しました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...こゝでもまた父君母君が酒をすゝめられる...
種田山頭火 「行乞記」
...母君はいといたく名をこのみ給ふ質(たち)におはしませば...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...斎宮に母君がついて行くような例はあまりないことでもあったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...母君はもう死んでおいでになるにしても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もともと宮の母君の御息所(みやすどころ)はこの結婚に不賛成であったのが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただ母君の顔をながめておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...母君を何も残らぬ無にしておしまいになったことで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...母君の喪中だけはほかのことをいっさい思わずに謹慎して暮らしたいという思召しが濃厚でおありあそばす一方では...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...博士は交際嫌、宴會嫌、藝妓嫌であるので、大祭日や日曜日には、上方風に辨當を拵へさせて、母君を連れて、道灌山へ徃つて、茶店の腰掛で辨當を開(ひら)いて、自分は持つて來た西洋の詩集か何かを讀んで日を暮すことがあつたが、ある日新夫人をも此遊に誘ひ出した...
森鴎外 「半日」
...これはいつか博士の母君が...
森鴎外 「半日」
...向いの壁にかけたるわが母君の像を見よ...
森鴎外 「文づかい」
...田山の母君も山形で育った人であった...
柳田国男 「故郷七十年」
...母君のご遺言の一つであった...
吉川英治 「三国志」
...わたくしの母君が...
吉川英治 「三国志」
...「母君には、秀吉が留守の間も、お達者でおられたか...
吉川英治 「茶漬三略」
...「戦(いくさ)、また戦と、留守がちでござれば、母君にも、間には、お寂(さび)しゅうございましょう...
吉川英治 「茶漬三略」
...母君からよう申しおいて下され」笑っているそのお口で...
吉川英治 「茶漬三略」
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