...毀誉褒貶(きよほうへん)は仕方がない...
泉鏡花 「海城発電」
...或者は又地の震ふたびに毀れる家の中に起つた火事で焼け死んで了つた...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...監獄をぶち毀すとか答へるものがどれだけゐることだらう...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...その大蛇の中の尾をお割きになる時に劒の刃がすこし毀(か)けました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...腹を立てると毀(わ)れるといふ事を知つてゐるから...
薄田泣菫 「茶話」
...諸君が勝手にぶち毀そうとしてもそれはなかなかぶち毀れるものではない...
高浜虚子 「俳句への道」
...一二一八年に創建されて一九〇二年に取毀されるまであったのだから...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...感覺に對して私の有したすべての信頼を毀していつた...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...薄暮(はくぼ)の毀垣(きえん)春雨(しゅんう)の裏(うち)...
永井荷風 「日和下駄」
...古家(ふるや)の取(と)り毀(こぼ)たれた今(いま)でも...
夏目漱石 「門」
...世の毀誉をかえりみざることは容易にでき難きことにて...
福沢諭吉 「文明教育論」
...毀しゃしねえや」ぐらいの返答をしたにちがいないと心描することは...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...単にその毀(やぶ)れた外皮のカケラが暫時不規則に紙に貼り着くのみである...
牧野富太郎 「植物記」
...山なす毀誉褒貶(きよほうへん)も何のその...
正岡容 「小説 圓朝」
...踏み毀(こわ)したり破いたりする点は連日連刻のことであった...
山本周五郎 「思い違い物語」
...ここで怒ってはぶち毀(こわ)しだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...さもない間の毀誉褒貶(きよほうへん)など...
吉川英治 「上杉謙信」
...毀誉褒貶(きよほうへん)さえかなり耳うるさいところへ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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