...「殿方はどちらへお行きですか?」...
...「ご近所の方々、殿方は今すぐにでも集合してください」...
...「最近、殿方からのお手紙が届かなくて心配しています」...
...「殿方にはいつもお世話になっております」...
...「村の殿方たちが祭りの準備に勤しんでいます」...
...カルタの殿方、ずらりとならんで、お行儀のいい、ハートのご婦人...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...殿方には何でもないのでございますもの...
泉鏡花 「悪獣篇」
...にせて殿方(とのがた)のてのやうに書(か)いてはありますけれど...
泉鏡太郎 「艶書」
...身分(みぶん)のある殿方(とのがた)らしう...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...私たちの会話は若い殿方(とのがた)の感情をどんなに害するでしょう」と...
デフォー Daniel Defoe 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...殿方はほんとに罪だわねえ...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...犬は喰はねど煩悩(ぼんのう)の何とやら血気(けっき)の方々これを読みたまひてその人もし殿方(とのがた)ならばお客となりて芸者を見ん時...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...ああして殿方が女気なしの旅をしておいでなさるのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...水を汲みかけてこの状(ざま)じゃ――して貴殿方はどうしてここへ」「我々はちと尋ねる人があって...
中里介山 「大菩薩峠」
...殿方も男ぶりがやっぱりお大切でございますね...
中里介山 「大菩薩峠」
...殿方の手洗所でこの品を見つけましたんで‥‥」と言つて...
南部修太郎 「死の接吻」
...殿方とのお噂などは?」「飛んでもない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...隣の座敷は殿方ばかりにて...
萩原朔太郎 「花あやめ」
...あなた方殿方(とのがた)といふものは...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...町の殿方たちは、今でも相変らず煙に巻かれていらっしゃいますがね、見ていてごらん遊ばせ、もう三四週間もすれば、みなさんすっかりいやになって、あんなかたなんぞ相手になさらなくなりますから……」「でも、」とフリイデマン嬢はいった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...ずっとこの辺を歩きまわっていらっしゃるのでしょ」「それを見られていたというわけですか」「殿方が見はぐるようなものでも...
山本周五郎 「風流太平記」
...殿方は産所へお這入りになるものではありません」と叱りつけましたので...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...三年ほどは別れてみるもよいものじゃ」「それは殿方のお気持でございましょう...
吉川英治 「新書太閤記」
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