...「殿方はどちらへお行きですか?」...
...「ご近所の方々、殿方は今すぐにでも集合してください」...
...「最近、殿方からのお手紙が届かなくて心配しています」...
...「殿方にはいつもお世話になっております」...
...「村の殿方たちが祭りの準備に勤しんでいます」...
...では、どなたがいちばん長生きなさるか、こちらの殿方か、あちらの奥さまか、いや、こんなこと申さば、なおさらごめいわく...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...「殿方でございますが...
海野十三 「三人の双生児」
...殿方と御婦人との違いがあるだけで...
海野十三 「三人の双生児」
...殿方(とのがた)え...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...「貴殿方は幾千里を越えておいでになつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...殿方はほんとに罪だわねえ...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...殿方が命のやりとりをなさるほどのことでもござんすまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...ああして殿方が女気なしの旅をしておいでなさるのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...水を汲みかけてこの状(ざま)じゃ――して貴殿方はどうしてここへ」「我々はちと尋ねる人があって...
中里介山 「大菩薩峠」
...殿方も男ぶりがやっぱりお大切でございますね...
中里介山 「大菩薩峠」
...殿方とのお噂などは?」「とんでもない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...殿方にはわかりゃしません」お組はさり気なく言って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...殿方は從者をお連れになるでせう...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...とどのつまり、殿方にとって、蛮勇や、鉄面皮以上に都合の悪い事があるってことですね」完...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...殿方すらも何彼(なにか)とお噂(うわさ)なされはじめました...
室生犀星 「花桐」
...貴夫人殿方は何につけても故障を仰ゃるのですわ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...殿方は産所へお這入りになるものではありません」と叱りつけましたので...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...殿方じゃござんせぬか...
吉川英治 「新・水滸伝」
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