...なんという殷々(いんいん)たる音律であろう...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...一層殷紅(いんこう)に...
泉鏡花 「印度更紗」
...クロニーオーン納受して*殷雷遠く轟かす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...光栄と殷盛を想わしめるものであった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...一抹(いちまつ)殷紅色(あんこうしょく)の残照(ざんしょう)が西南の空を染めて居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...それから以後の殷周の革命に及んで居りますから...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...殷王亦罔敢失帝...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...殷は夏に因り、周は殷に鑑み、周公に至つて大成した...
内藤湖南 「章學誠の史學」
......
中原中也 「山羊の歌」
...周の武士が殷の紂王(ちゅうおう)を討つた革命を非難し...
蜷川新 「天皇」
...ヘリオポリス(カイロの北東約五マイル)と並んで三角州(デルタ)の殷賑の中心だった...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...(第四十五圖(だいしじゆうごず))第四十五圖 支那朝鮮新石器時代石器(1)―(11)支那滿洲(12)―(15)朝鮮(16)支那(殷墟)(17)―(18)同上骨器さて...
濱田青陵 「博物館」
...じつに屡々「殷々たる砲声」と云ふ可きところをダン/\たると云つた...
正岡容 「東京万花鏡」
...殷湯之に天下を讓りしが...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...これには殷直閣(いんちょっかく)も仰天して急に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...夏殷周三代に関する革命の物語よりも遅れて西紀前四世紀の前半ごろに現われたのであろう...
和辻哲郎 「孔子」
...しかるにそれに次ぐ七篇の総論たる為政篇には夏殷周の礼が言及されている...
和辻哲郎 「孔子」
...しかし夏と殷とは明らかにし得なかったのである...
和辻哲郎 「孔子」
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