...帝都最大の殷賑(いんしん)地帯...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...290更に人口殷賑の都城七つを贈るべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...殷賑(いんしん)地帯で...
徳田秋声 「縮図」
...夏殷周三代の君は皆王と稱し...
内藤湖南 「易疑」
...唐の初めに殷と云ふ人がありまして...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...同じく商頌の殷武篇には...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...式勿替有殷歴年...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...殷革夏命...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...その學派が殷の末孫たる宋に起つたに拘らず...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...彼(かれ)は一年(ねん)ぶりに殷(さか)んな都(みやこ)の炎熱(えんねつ)と煤煙(ばいえん)を呼吸(こきふ)するのを却(かへ)つて嬉(うれ)しく感(かん)じた...
夏目漱石 「門」
...周(しゅう)の武王(ぶおう)が殷(いん)の紂王(ちゅうおう)を伐(う)たんと出征したとき...
新渡戸稲造 「自警録」
...一時はあれほど殷賑(いんしん)をきわめた夜の逃亡も...
原民喜 「壊滅の序曲」
...時ならぬ時刻に大手御門の鐘楼の鐘がにはかに殷々と鳴りはじめ...
牧野信一 「サクラの花びら」
...殷湯之に天下を讓りしが...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...号砲が殷々と続くたびに方向を転じて上空高く上って散って行く...
横光利一 「欧洲紀行」
...中央集權文化の殷盛はもとよりよみすべきだが...
吉川英治 「折々の記」
...女房の弟の殷直閣(いんちょっかく)という青二才が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...殷直閣(いんちょっかく)の暴を懲(こ)らし...
吉川英治 「新・水滸伝」
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