...彼の名は子孫の殖えると共に...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...歯車は数の殖えるのにつれ...
芥川竜之介 「歯車」
...厄介な存在がまた一人殖える――いまやそれが確定的だったのだ...
犬田卯 「米」
...その人々に酒を飲まして思わぬ借金が殖える...
丘浅次郎 「改善は頭から」
...金銀は殖えるばかりで...
太宰治 「新釈諸国噺」
...次第に殖える...
豊島与志雄 「田園の幻」
...やっぱり殖えるばかりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...こいつが殖えると...
中里介山 「大菩薩峠」
...凝結核はとたんに二万個程度に殖える...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...だんだんそれが数多くなり量が殖える...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...自分は植物の知識が殖えるにつけ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...一人ずつ児童頭割の教育予算がどの位殖えるか見よう...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」
...尊兄の理解者が一人でも殖えるのは尊兄の侮辱とまで極端に考えてもよいのだ...
室生犀星 「聖三稜玻璃」
...殖(ふ)えれば殖えるほど...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...震災前より殖えるとも...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...『これでまたガオの奴等が一層殖えるといふものでさあ...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...騒ぎを知って加わる弥次馬が殖えるとても減りはしない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...陸上の人数はますます殖える...
和辻哲郎 「生きること作ること」
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