...残金を確認したら、明日買い物に行こう...
...彼女は残金不足で、そのドレスを買うことができなかった...
...銀行口座の残金をオンラインで確認できる...
...旅行代金の残金は、現地で支払うことができますか?...
...残金は原価から売上を引いたものです...
...残金を渡してくれと書いてあるんです...
芥川龍之介 「冬」
...ざらざらと残金を膝(ひざ)の間にぶちまけ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...こっそり残金を調べやがったな...
太宰治 「渡り鳥」
...――残金正に一銭也!八月十六日晴...
種田山頭火 「一草庵日記」
...昨日の行乞所得の残金全部で切手と端書とを買つた...
種田山頭火 「行乞記」
...三銭 端書弐枚〆金弐拾銭也 差引残金なしこの報告書の具体的記述はかうである...
種田山頭火 「其中日記」
...今日の買物一金八十三銭 切手四十枚と一枚一金十二銭 ハガキ八枚一金十八銭 酒二合一金五銭 醤油二合一金七銭 バツト一ツ一金二十三銭 米一升〆金壱円四十八銭本日敬坊から送金壱円五十銭差引残金二銭!一月廿五日よい朝...
種田山頭火 「其中日記」
...今日の決算(二月六日)(収入)一金壱銭 財布在金一金七十五銭 句集壱部代入金合計金 七十六銭也(支払)一金四十六銭 米二升一金九銭 ハガキ六枚一金拾銭 焼酎一杯一金四銭 なでしこ小包合計金 六拾九銭也差引残金七銭也この七銭は...
種田山頭火 「其中日記」
...おれはその残金でまた遊蕩を始めたものだからとうとう新任の少佐も余儀なくおれに譴責(けんせき)を食わしたほどだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...残金は新貨を以て横浜で受取たいと願出ましたにつき...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...壱円拾六銭 残金「たったこれだけじゃ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...残金十六銭也...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...ラムネを一本買う、残金四拾七銭也...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...今日残金を呉れる約束スッポかされ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...現在まで僕の口座残金から...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...あの時の五千円と言う残金を...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...T「残金は夕方に持参する」と言って立ち去ろうとしたが振り返って徳兵衛に...
山中貞雄 「なりひら小僧」
...あらん限りの太平楽を並べて瞬く間に残金を成仏させて帰った...
夢野久作 「近世快人伝」
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