...肉体の死後に於(おい)ても依然として残存する...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...古今詩人文人の藁本の今に残存するものは数多くあるが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...これの中流以上の家庭に幾分残存するのがせめてもの幸いである...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...その今日に残存するは...
高木敏雄 「比較神話学」
...自由な朗らかな知力が――「際限なく擾乱(じょうらん)する心に残存する中心の平穏」が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...たとえ身が亡びてもそれだけは残存するであろう...
豊島与志雄 「文学以前」
...人をおびえさする時にもなお残存する...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...事実に対する権利の抗議は永久に残存する...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...依然残存するものは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...少数者の胸中になお残存する博愛心は最後の力弱い努力をするけれども...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...五穀の神といえば欧州にも穀精てふ俗信今も多少残存する...
南方熊楠 「十二支考」
...今日彼の作として残存するもの...
柳宗悦 「工藝の道」
...今日残存するものすでにその数が少ない...
柳宗悦 「工藝の道」
...水甕(みずがめ)と思われるものが一番多く残存する...
柳宗悦 「工藝の道」
...この象嵌の手法のうち今日残存するもので...
柳宗悦 「工藝の道」
...今日残存するもの少なくありません...
柳宗悦 「民藝四十年」
...風景を栽える自分はわずかに残存する前代の天然をなつかしむあまりに...
柳田国男 「雪国の春」
...自分は内に残存する原始的な信仰――不祥な言葉が不祥な出来事を引き起こすという言葉の魔力の信仰によって...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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行くところまで行った 叛臣 採石場
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