...彼女は殊勝顔で賞賛された...
...彼の殊勝顔に感心した...
...彼の父親は殊勝顔で仕事をしていた...
...決してがさつな態度を取らず、殊勝顔を保った...
...彼女の殊勝顔に親しみを感じた...
...殊勝(けなげ)にも言葉を盟(ちか)ひ文角牡丹に別(わかれ)を告げ...
巌谷小波 「こがね丸」
...殊勝らしくお経をあげてみても...
太宰治 「新釈諸国噺」
...第一心がけの殊勝なるを...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...二人の願いを殊勝なものと見たらしい...
豊島与志雄 「非情の愛」
...法文をうつす殊勝な心よりも...
中里介山 「大菩薩峠」
...発心(ほっしん)なすって功徳(くどく)を積もうとなさる殊勝なお心がけを...
中里介山 「大菩薩峠」
...殊勝なる霊魂復活の思想なんぞはありはしない...
中里介山 「大菩薩峠」
...それほど殊勝でもなんでもない...
中原中也 「一つの境涯」
...とにかく自分の逆上に気が付いただけは殊勝(しゅしょう)の志...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...娘の育つのを眺めていたのは殊勝じゃないか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...松王 か弱い身でありながら、いじらしい心、ああ何と殊勝な...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...幕内からのうわさ――殊勝なことに存じますで...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そのごとく声聞(しょうもん)や縁覚(えんがく)よりは菩薩迥(はる)かに功徳殊勝なりとし...
南方熊楠 「十二支考」
...成二就一切殊勝事業一などとあつて...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...殊勝にも一緒に五反田まで同伴して行列に立つてくれたが...
宮地嘉六 「老残」
...御政道の折合わぬこの節に仇討(あだうち)とは御殊勝な御心掛け...
夢野久作 「斬られたさに」
...もともと僕はあなたをお助けしようなどと殊勝な心掛けで御介抱したのではありません...
横光利一 「上海」
...さても殊勝なお心がけよの」今日の羽振りをもつ秀吉を前において...
吉川英治 「新書太閤記」
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