例文・使い方一覧でみる「殊」の意味


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...従って彼はそこで述べたことは彼の特な体質によるものとした...   従って彼はそこで述べたことは彼の特殊な体質によるものとしたの読み方
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」

...稚兒文(ちごもんじゆ)を描きました時も...   稚兒文殊を描きました時もの読み方
芥川龍之介 「地獄變」

...に背(せい)の低い猪首(いくび)の若者は...   殊に背の低い猪首の若者はの読み方
芥川龍之介 「素戔嗚尊」

...(こと)に手間のかかる養蚕などは出来ない相談も度を越してゐた...   殊に手間のかかる養蚕などは出来ない相談も度を越してゐたの読み方
芥川龍之介 「一塊の土」

...に僕等日本人の船室は度(たび)たび大地震に見舞はれるのである...   殊に僕等日本人の船室は度たび大地震に見舞はれるのであるの読み方
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」

...に永見は同時に上京した同郷人であるし...   殊に永見は同時に上京した同郷人であるしの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...にえり際...   殊にえり際の読み方
高村光太郎 「人の首」

...にも、おのが貴族の血統を、何くわぬ顔して一こと書き加えていたという事実に就(つ)いては、全くもって、女子小人の虚飾...   殊にも、おのが貴族の血統を、何くわぬ顔して一こと書き加えていたという事実に就いては、全くもって、女子小人の虚飾の読み方
太宰治 「狂言の神」

...日本では(こと)にこの技術が昔から発達していた国で...   日本では殊にこの技術が昔から発達していた国での読み方
太宰治 「十五年間」

...に例えば金冬心(きんとうしん)や石濤(せきとう)のごとき支那人の画を見るがよいと思う...   殊に例えば金冬心や石濤のごとき支那人の画を見るがよいと思うの読み方
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」

...含水炭素に砂糖を多く与えたものは八十七日くらいで死んだ...   含水炭素殊に砂糖を多く与えたものは八十七日くらいで死んだの読み方
寺田寅彦 「話の種」

...これは何も今時出版する石版摺(せきばんずり)の東京地図を嫌って更(ことさら)昔の木版絵図を慕うというわけではない...   これは何も今時出版する石版摺の東京地図を嫌って殊更昔の木版絵図を慕うというわけではないの読み方
永井荷風 「日和下駄」

...この開攘(かいじょう)の二家ははじめより元素をにする者なれば...   この開攘の二家ははじめより元素を殊にする者なればの読み方
福沢諭吉 「学者安心論」

...に、結末で、「先生」と「私」とが、兎の箱を荷ひながら帰つてゆくところは、自分がこの作から受け容れられた感じを、程よく、しつかりと引きしめた...   殊に、結末で、「先生」と「私」とが、兎の箱を荷ひながら帰つてゆくところは、自分がこの作から受け容れられた感じを、程よく、しつかりと引きしめたの読み方
牧野信一 「海浜日誌」

...お関はお久美さんに対して何にも((ママ))った感じは持たなかった...   お関はお久美さんに対して何にも殊)った感じは持たなかったの読み方
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」

...に、明けて今日の三月十四日は、勅使、院使両卿の登場があり、将軍家奉答の式日中の大事の式日である...   殊に、明けて今日の三月十四日は、勅使、院使両卿の登場があり、将軍家奉答の式日中の大事の式日であるの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...しかし、限りある財力で限りない兵は養えないし、に、実力と人品の双備な人物と見ても、戦後の長い経営を思うと、目前の必要を感じても、そうそうは召抱えられなかった状態であった...   しかし、限りある財力で限りない兵は養えないし、殊に、実力と人品の双備な人物と見ても、戦後の長い経営を思うと、目前の必要を感じても、そうそうは召抱えられなかった状態であったの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...われわれの日常見なれている特の肉づきがある...   われわれの日常見なれている特殊の肉づきがあるの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

「殊」の読みかた

「殊」の書き方・書き順

いろんなフォントで「殊」

「殊」の英語の意味

「殊なんとか」といえば?   「なんとか殊」の一覧  


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