...いたずらに死文死語に執して相争い...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...ただ死語を並べて表面だけその形になればたくさんだという堕落時代の漢詩や和歌の真似をしろというのではありません...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...完全な死語である...
太宰治 「惜別」
...古典的死語に代えるべき仏独語の効能を述べている...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...それは死語となる...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...昔生きてた人々の死語を通してである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...愛に勢いづけられていない言葉はすべて死語と感ずる女にとっては...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女にとっては奥さんという言葉は全く死語同然であった...
中村地平 「南方郵信」
...古典の死語が今の讀者に解らない爲であり...
萩原朔太郎 「宿命」
...「あたしたちのゼネレーションは日本の死語を相手にしないことにしている...
久生十蘭 「だいこん」
...いまはまったく死語になっている言葉であった...
久生十蘭 「ハムレット」
...しかしそれはまだ今日でも死語とは成っていない...
牧野富太郎 「植物記」
...死語となつた「言文一致」「言文一致」といふ言葉は...
水野葉舟 「言文一致」
...死語になつた感がある...
水野葉舟 「言文一致」
...その言葉が死語となつていつたのは...
水野葉舟 「言文一致」
...ラテン語はすでに死語となっているから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...今日は半(なか)ば死語に属し...
柳田国男 「海上の道」
...女学校に関する限り死語になっていた筈であるし...
山本周五郎 「季節のない街」
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