...今頃は死出(しで)の山路で峠越しでもやっておらなければならなかったが...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...死出の田長(たおさ)の田がりよし...
泉鏡花 「海神別荘」
...己(おの)が愛人の死出の旅路の贐(はなむけ)とされました...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...ぜひ死出のみちづれをさせて下されと...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...八津は死出(しで)の旅路(たびじ)についたのである...
壺井栄 「二十四の瞳」
...花は散りても春は咲く鳥は古巣へ帰れども行きて帰らぬ死出の旅と来たものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...行きて帰らぬ死出の旅だとよ」「ああ...
中里介山 「大菩薩峠」
...「往きて還らぬ死出の旅」そこで...
中里介山 「大菩薩峠」
...死んだものを活かしてかえすことはできねえ……往(ゆ)きてかえらぬ死出の旅と歌にもあらあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...死出の旅からでもさまよい出して来たもののような...
中里介山 「大菩薩峠」
...死出の山路を辿りつつ思い出しては泣きまする...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...「何の入道、死出の道は、追ッつけ一つであろうぞ...
吉川英治 「上杉謙信」
...太守の死出のさきがけ仕ると申しながら...
吉川英治 「私本太平記」
...「死出の友よ...
吉川英治 「新書太閤記」
...むしろ彼らによい死場所と死出の道づれを与えるに過ぎないことになろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...清水一学の死出の働きを)こう念じながら...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...死出の道づれになるのは誰も嫌だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一足先に死出の山路でお待ちしておりまする」通夜童子(つやどうじ)一そこは下総国(しもうさのくに)行徳村からざっと一里程ある寒村だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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