...ならんでたつてゐる風景も歴史的な感じがでてゐる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...同時に歴史的なものとして把握されることが出来る筈なのである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...すでに一定の歴史的な約束を持った言葉になっている...
戸坂潤 「科学論」
...而も之が実は又本当の歴史的な等価関係でもあることを見逃してはならぬ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...歴史はもはや歴史的なものではなくて何か宇宙論的なものとなる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...どれも結局社会主義という一つの非歴史的な理想を掲揚するに止まったものであったことに注目すべきである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...歴史的な一定条件に従ってしか用いられないことに変りはないが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...その歴史的な本質を見出すには...
戸坂潤 「思想としての文学」
...そして特に歴史的な真理だと考える...
戸坂潤 「辞典」
...歴史的な取捨と配列の妙に至っては遙(はる)かにそれ以上で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...せっかく歴史的な「人間宣言」を発せられることであるから...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
...物が歴史的なものであるか否かを区別する一つのしるしである...
三木清 「人生論ノート」
...歴史的なものは一回的なものである...
三木清 「哲学入門」
...在るものはただ具體的なる歴史的なるアントロポロギーである...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...あらゆる歴史的なものに就いて云はれ得ることであらう...
三木清 「歴史哲學」
...これに反してプロレタリアートは歴史的な立場に立つ...
三木清 「歴史哲學」
...このやうに状況に於てあることは歴史的なものにとつて構成的な意味をもつてゐる...
三木清 「歴史哲學」
...歴史的なものは本來「時間から理解されることを欲する事物」である...
三木清 「歴史哲學」
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