...この数百年の歴史ある迷信を打破することが出来なかったのであります...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...それから我々は何しろ二千五百年の歴史ある国に生まれたのだからエスキモーや西比利亜の徒輩(てあひ)と違つて立派な来歴がある...
内田魯庵 「犬物語」
...露国の対蒙経綸はかかる歴史あるがためであって...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...玄関とともにこの歴史ある学寮の苔むす方庭(はこにわ)へ面していた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」
...彼れは最も舊き歴史ある自由黨の首領として...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼れは最も旧き歴史ある自由党の首領として...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その後今日では本郷座も活動小屋に変化してしまって歴史ある名残(なご)りはもうすっかり見られなくなってしまった...
中里介山 「生前身後の事」
...歴史ある玄関の松で...
中里介山 「大菩薩峠」
...この歴史ある「少女」第百号を春と共に迎へることは...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...數千年の歴史ある仁といふものあるを...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...もし迷信ならば歴史ある迷信である...
柳田国男 「雪国の春」
...歴史ある洛陽を捨てて...
吉川英治 「三国志」
...毛利家という歴史ある大家庭に見られるいろいろな家風のうちでも...
吉川英治 「新書太閤記」
...歴史ある会津漆器の製品を一覧する...
吉川英治 「随筆 新平家」
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