...歴(れつき)とした中堅作家として認められ...
宇野浩二 「思ひ出すままに」
...何千年・何万年という輝かしいわが人類の歴史を考えると...
海野十三 「火星兵団」
...未来の歴史もやはり戦争の記録で満たされるものと断言せねばならぬ...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...あるいはまた儒教の歴史的発展を考えることが好まれず...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...それがためにこそ稀有(けう)の大火として歴史に残っているに過ぎないのである...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...それが単に歴史ではなくて更に又社会でなければならなくなったわけである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...謂わばドイツ風に哲学的であり且又歴史的である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...資本主義という客観的な物質的な社会の歴史的矛盾は...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...ここではたしかに「時間が歴史性に於て使用されない」のではないように見えるし...
戸坂潤 「再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」
...自分の過去の経歴や人生観などを語ったが...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...兎に角宋の時代に朱子學が發達すると同時に正統論といふものが歴史の上においてよほど大事な事になつたのは確かであります...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...古くからの敬虔な信者もろともその歴史と伝統とを閉じてしまったであろう...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...このやうに彼は春団治落語中の爆笑人物と同一系歴の性格であり...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...或は歴史的文體の第一の原型は原始的な形に於ける敍事詩...
三木清 「歴史哲學」
...この全く基本的な關係が歴史的認識の方法を根本的な構造に於て規定するといふことに就いては...
三木清 「歴史哲學」
...歴史敍述も生の中から生れる...
三木清 「歴史哲學」
...これなん歴城の撫夷(ぶい)将軍姜叙だった...
吉川英治 「三国志」
...しかしここにはそういう歴史的伝統はなかった...
和辻哲郎 「鎖国」
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