...噛み合わせが悪くて、歯形が合わないと歯が痛くなることがある...
...彼女の首に歯形が残っていたので、怒って彼氏と別れたという噂を聞いた...
...事件の被害者の歯形が、容疑者の歯形と一致することが発覚した...
...古い時代の人骨から、その人の歯形を復元することができる...
...歯形による偽装が、犯罪捜査の現場で問題になっている...
...鑿(のみ)の歯形を印したる...
泉鏡花 「悪獣篇」
...そして出来た歯形(はがた)に指を突込むでそれから徐々(そろ/\)剥いて行(ゆ)くといふ遣(や)り方である...
薄田泣菫 「茶話」
...歯形をつけてやるんだ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...歯形に切れてる木の葉は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ときおりあの歯形の木の葉がさらさらとそよいでるのを見ると...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もっとおとなしくならなくちゃア厭!」私は男の腕に狼(おおかみ)のような歯形を当てた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...」私は男の腕に女狼のような歯形(くち)を当てた...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...水蛭の歯形によく似たる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...同じ時の歌に 安養寺歯形の栗を比(たぐ)ひなき貴女の形見に数へずもがな といふのもあり...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...鋸(のこぎり)のように歯形のついた背鰭(せびれ)でそれをひき切る...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼らの歯形を印することあり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...お繁の歯形や爪跡のある子供は...
山本周五郎 「青べか物語」
...お繁の歯形や爪跡のある子供は...
山本周五郎 「青べか物語」
...若い手代の頸(くび)や肩に歯形が残り...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...誰か歯形を白くつけたままの柿の実が樹に成っている...
横光利一 「夜の靴」
...氷河は高さ五米ほどの鋭い歯形の起伏を...
横光利一 「旅愁」
...犬に噛まれた歯形の痣(あざ)が...
吉川英治 「私本太平記」
...ジノーヴィー・ボリースィチがセルゲイの喉もとにのこした歯形の...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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