...されど汝(なんじ)の歩むべき道は一つ」だといいます...
高神覚昇 「般若心経講義」
......
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...その時町を歩む私はもとの私ではあるまい...
戸川秋骨 「道學先生の旅」
...興聖寺(こうしょうじ)の方に歩む...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...午後京成電車にて中山に至り法華經寺の境内を歩む...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...山鳩飛来りて庭を歩む...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...明石町海岸を歩む...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...午後写真機を携へ丸の内を歩む...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...墓地の小径(こみち)を並んで歩む折重ねてその名をきき直した...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...廊下に人の歩む音があって...
中里介山 「大菩薩峠」
...歩むともなく歩んで行きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...織るがごとき街(ちまた)の中に喪家(そうか)の犬のごとく歩む二人は...
夏目漱石 「野分」
...やがて疎林の間を歩む二人の足音がこちらに近づく...
三好十郎 「樹氷」
...歩む足と共に激流のふちを喋舌(しゃべ)って行きます...
吉川英治 「江戸三国志」
...飄々(ひょうひょう)と歩むところ自(おのず)から微風が流れる...
吉川英治 「三国志」
...歩むだけは歩まねば...
吉川英治 「親鸞」
...世を歩む心の体(たい)としても見ることができた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...はた宇宙の美のために断々乎として歩むならば吾人は霊的本能主義の一戦士として喜んで彼を迎えたい...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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