...武鑑を集めているうちに「渋江」という蔵書印のあるものを発見し...
野村胡堂 「胡堂百話」
...詳(くは)しく言へば三つ鱗(うろこ)の紋と、旗本武鑑と、あの妹の萩野の顏色さ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寛政の末の武鑑に目見医師の部に載せて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...武鑑を検すれば、奥医師に「養安院法印、千九百石、きじはし通小川町」があり、奥詰医師に「曲直瀬正隆、父養安院、二十人扶持、きじはし通」がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年の役人武鑑に箱根の関所番として載せてあるのは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...元は此年の武鑑奥医師の下(もと)に「多紀安良法眼...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは武鑑と大沼枕山の同人集とを引いて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...己未の武鑑を検すれば「奥詰御医師...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」按ずるに目付松平次郎兵衛は安政六年より文久元年に至る武鑑に見えてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これは「武鑑」、殊(こと)に寛文(かんぶん)頃より古い類書は、諸侯の事を記(き)するに誤謬(ごびゅう)が多くて、信じがたいので、措(お)いて顧みないのかも知れない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...多く「武鑑」を蔵していたということを...
森鴎外 「渋江抽斎」
...そのうち「武鑑」というものは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...「武鑑」のデフィニションを極(き)めて掛からなくてはならない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『豊臣(とよとみ)武鑑』というような...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その中に一ぱい古い「武鑑」を収めていたことを記憶している...
森鴎外 「渋江抽斎」
...わたくしの所蔵の安政四年「武鑑」は...
森鴎外 「渋江抽斎」
...「武鑑」の徒目附(かちめつけ)の部に載せられている...
森鴎外 「渋江抽斎」
...周知の如く武鑑とは現代の紳士録の先駆的出版物であって...
山本周五郎 「長屋天一坊」
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