...武者ぶるいをしながら...
海野十三 「怪塔王」
...武者ぶるいして部屋へ帰って...
太宰治 「正義と微笑」
...わたしが押(おさ)えても止らぬ武者ぶるいに総身を震(ふる)わせながら入って行くと...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...その物音を聞くと武者ぶるいをするところの病があるのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...武者ぶるいして来た...
火野葦平 「花と龍」
...武者ぶるいをしてみた――が...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...どんなにか武者ぶるいするだろう?しかし...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...よろこびの武者ぶるいをしている...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...(c)ナヴァラ王十二世サンチョは「武者ぶるいのサンチョ」と綽名(あだな)されたが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...生れて初めての武者ぶるいを――恐怖の快感を...
吉川英治 「剣の四君子」
...余り過ぎた武者ぶるいは...
吉川英治 「新書太閤記」
...なおさら武者ぶるいして...
吉川英治 「新書太閤記」
...武者ぶるいをわめいている若者ばらの多い武者溜りへ...
吉川英治 「新書太閤記」
...「おう、あれこそ」「金瓢(きんぴょう)の馬じるし」「群れ立ってゆく旗本どものなかにこそ、秀吉はいるにちがいない」平八郎以下、息もつかずに、ここまで来て、一川(いっせん)を中に、対岸をながめた士卒は、騒然と、指さしたり、小手をかざして、武者ぶるいした...
吉川英治 「新書太閤記」
...武者ぶるいほどな歓びを...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...武者ぶるいを覚えながら突っ立った...
吉川英治 「源頼朝」
...追打ちに」敵の弱身を測(はか)って急に奮(ふる)いだした武者ぶるいが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...武者ぶるいしながら廂(ひさし)の下から出て行くのを見届けると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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