...房總の里見が武相の北條と戰ふには...
大町桂月 「國府臺」
...大正十二年九月一日、天柱拆(さ)け地維欠くとも言うべき一大凶変が突如として起り、首都東京を中心に、横浜、横須賀の隣接都市をはじめ、武相豆房総、数箇国の町村に跨がって、十万不冥の死者を出した災変を面(ま)のあたり見せられて、何人か茫然自失しないものがあるだろうか...
田中貢太郎 「死体の匂い」
...降灰は武相駿三箇国の田圃を埋めた...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...西は武相それから甲州の山が見える...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...猟師と共に武相の山谷に探検を試みたこともあったということを...
中里介山 「大菩薩峠」
...すなわち小仏峠(こぼとけとうげ)を中心とした武相甲の多くの村には...
柳田国男 「山の人生」
...武田衆が武相乱入の折に人馬千魂の弔(とむら)いをしたという経塚(きょうづか)の名残(なご)りであるかも知れません...
吉川英治 「江戸三国志」
...(きょう)の武相(ぶしょう)越吉元帥(えつきつげんすい)と...
吉川英治 「三国志」
...武相ノ諸源氏ヲ語ラヒ...
吉川英治 「源頼朝」
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